2020.1.6 両刃カミソリ  私のひげ剃りは、かつては電気カミソリだったが、途中から3枚刃4枚刃のよくあるやつに変更した。  しかし、このタイプは替え刃がやたら高く、ランニングコストが半端でないことから、3年ほど前から両刃カミソリにしている。 
 両刃カミソリのフォルダーはピンキリである。 値段の差が何かわからず、どれを使っても大差ないだろうと思い、アマゾンで安いものを仕入れて使っていた。 それほどひげが濃くないので、少々のことではそれで十分だったのだが、車に常駐していたフォルダーが壊れてしまった。 やはり安物であったためか、軸が錆びてしまいどうにもならなかった。 
 そこで、いろいろ研究して、ドイツ製のメルクール334C(写真 手前)を購入した。 
 どちらかというと、肌に優しいタイプではなく、深剃りができるらしい機種にした。 昨日、届いて早速に試してみた。 やはりドイツ製です、切れ味は抜群でした。
 なぜかの理由はわからないが、自重だけで軽く剃っても十分だし、深剃りをすると何ともいい心地の仕上がりになった。
 フォルダーでこうも違うのかと驚いてしまったしだいだ。 あとはは替え刃だが、これもピンキリだ、いろいろ試してみるつもりだ。   
2020.1.24 投資信託の整理   3つ保有している証券会社をまとめるように整理することにした。 ついでに、たくさんの種類を買っている投資信託も数をまとめて整理することにした。 これまではとにかく「配当の多いもの」「みんなが買っているもの」程度で、かなりいい加減な買い方だったが、自分のニーズに合った投資信託を厳選することにした。 私のニーズを列挙すると、
 
   1.基準価格の値上がりを求めない
   2.分配金利回りを重視
   3.中リスク中リターン(分散投資、純資産額)
   4.総投資額の減少は極力回避する
 となる。
  投資信託のカテゴリーは
   株式(ハイリスクハイリターン)
   債権(低イリスク低イリターン)
   リート(中イリスク中イリターン)
   バランス(中イリスク中イリターン)などに分かれる。 
 これまでは
   株式(10%)、債権(10%)、リート(70%)、バランス(10%) 
 だったが、株式と債券は止めてリートを90%まで上げる。
 リートの中でも基本的に「分配金利回り」のよいものに整理した。 
 
 選んだ基準は、
   1.「分配金利回り」が高いもの(基準価格10,000に対して毎月70円以上)
   2.特別分配金(元本払い戻し)の少ないもの
   3.「分配金込の再投資後の基準価格」が右肩上がりで、基準価格が平行もしくは右肩上がりのもの。 
   4.純資産が50億円以上 
 これで、トータルの「分配金利回り」をこれまでの4.7%から7%程度まで上げたい。  
   
2020.4.29 新型コロナウイルス   中国の武漢で新型のコロナウイルス騒ぎがおきて、騒がしくなったのは大分宮崎への旅の終わりごろだから、2月の終わりくらい。 はじめはマスクをする人はまばらだったが、門司へ寄ったときにあちこちの施設が新型コロナウイルス対策で閉館していて驚いた。 そこから、公設の温泉も閉鎖しているところがだんだん増えてきて困ったもだった。 その程度なら、どうってことはなかったのだが感染が徐々に拡大を続け、アホの政府は全くのドタバタでなにをやっても、遅い、少ない、効き目なしの連続。 心底無能なのを露呈し続けている始末。 
 株価が急落し、わての財産も見るも無残に減り続けたが、どうにも動くことができず。 資産残高を見れば損切りしたくなるのがわかっていたので、しばらくは見ないようにしていた。 この騒動の少し前に、しっかりとしたポートフォリオも作らずに欲を出して投資信託の整理をしたのが、裏目に出た格好だ。 
 暖かくなれば自然に収まるくらいに思っていた騒動は、GWになっても先が見えない状態が続いている。
 非常事態宣言以降も、「接触機会を減らせ」が最大のポイントだが、そのために日本中がゆがんでしまった感がある。 欧米と違って強制力を伴わない「自粛」なも影響してか、ちょっとでも気に入らないことがあると「非難」「中傷」「出まかせ」がネットで拡散する時代。
 日本人の愚かさがじかに見えてしまい、嫌になってくる。 
 「不要不急の外出自粛」で、私の趣味はすべて封印されてしまった。 「旅」「登山」に行けないのが、一番つらいし、「パチンコ」もアウト、図書館も閉鎖。 えっちゃんとの春旅も、5月末のモロッコ旅行もすべておじゃんだ。 
 早く始まった中国やヨーロッパは終息の傾向だが、日本は夏までに収まるのか? 収まったとしても、また冬がやってくるわけで、ワクチンができない限り、この騒ぎの本当の終息は来ないようだ。 
 
2020.6.2 ストリーミングサービス  2台あるウオークマンNW-A16の1台のバッテリーの持ちがだいぶくたびれてきた。 2台をフル充電して音楽を流しっぱなしにすると、1台は約4〜5時間でインジケータが減ってくる。 もう1台は全く問題ないので、さてどうするか? 1台は持ち歩きよう、もう1台は車据え付け用だ。 車据え付け用は運転時に常に充電するので、バッテリーが消耗していてもそれほど問題はない。 ウオークマンNW-A16にほとんど不満がないので、そのままでも良いのだが、少し新しいものを調べてみた。 NW-A105とかNW-A55とかが候補だが、その機能の中に「ストリーミングサービス」があることを知った。 
 「ストリーミングサービス」にはあまり関心がなかったが、宣伝文句を読んで試してみる気になった。 「ストリーミングサービス」はネットに繋がることが条件で、ウオークマンではWi-Fi接続のようだ。 
 「ストリーミングサービス」は基本は有料だが、それは私のコンセプトに合わない、音楽に金を出すならCDでしょう。 そこで各「ストリーミングサービス」の無料サービスに絞って、「携帯にダウンロードして使い勝手を試した。
 ・Prime Music:アマゾン提供だが無料は3か月だけ
 ・Apple Music:無料は3か月だけ
 ・LINE MUSIC:完全無料は3か月だけ、無料サービスもあるが使い勝手が悪すぎ
 ・Spotify:完全無料は3か月だけ、無料サービスがわりと充実している

 いろいろ試した結果、「Spotify」を採用した。 ここの良いのは、自分の好きなアーティストを選択でき、その選択したアーティスト(だけではないが)でプレイリストを勝手に作ってくれる、しかも毎日違うものを。 自分の好きな曲だけとか、アルバムだけとかはすべて有料だが。 ウオーキングをしているときや運転中に聞き流すにはもってこいなのだ。 さらにバックグラウンド再生もしてくれるのだ。 「ストリーミングサービス」に多くを求めなければ、これで充分だ。
 「ストリーミングサービス」をウオークマンで聴くか携帯で聴くかなら、どう考えても携帯でしょう。 なぜなら携帯ならWi-Fiがなくてもネットにつながるので、いつでも「ストリーミングサービス」が聴けるわけだから。 
 ということで、ウオークマンを買い替える必要性もなくなってしまった。
 
2020.7.3 「久米宏 ラジオなんですけど」    「久米宏 ラジオなんですけど」が終わってしまった。 現在、NHKのすっぴんが終わってしまったので、ラジオで唯一毎回聞いていた番組だったが、とうとう終わってしまった。 この番組の良いところはたくさんあるが、歯に衣着せぬ久米さんのおしゃべりが好きだった。 久米宏さんを知ったのは、かなり古い。 永六輔さんの「土曜ワイドラジオ東京」で、久米さんが新人アナウンサーとして出ていたころからだ。 久米さんと永六輔さんの関係は、いってみれば師弟に当たると思う。 
 永六輔さんが好きだったので、その縁で久米さんを好きになったのかもしれない。 永さんのラジオの終わり方を知っていたの、久米さんも最後まで同じようにやるのかと思い込んでいた。 「言い間違いが多くなった」、つまり老化が進んでいることがやめる一因だそうだが、永さんのろれつが回らなくなった放送でも私は聴いた。  
 まあ久米さんの美学なんだろうなあ。 ネットの「久米ネット ノックノック」が唯一、久米さんを知る窓口になってしまった。 寂しい限りだ。 今日は、ユーチューブに残っている古い録音を聴いてウオーキングをした。 
2020.9.2 祝「アベ退陣」  思えば「アベ退陣」という、この”朗報”を何年待ったことか。 永六輔さんが生前、「山口県には良い人がたくさんいるが、アベは
嫌い」とラジオで言っていたのはずいぶん古い話。 
 わてがアベを嫌いな理由はたくさんありすぎて、書くのも面倒だ。 
 なぜ7年以上も総理の座にあり続けられたのか? これも多くの原因があるのだろうが、民主党の失政というのが最大の原因だろう、その反動が7年以上も続いたと思う。 
 2016年のTBSラジオ、“安倍総理、好きですか? 嫌いですか?”をテーマにアンケートを行った結果、好きが16%で、嫌いが84%だった。 支持率は高くても、支持理由は「ほかにいない」などの消極的なものばかりだった。 
 官僚に忖度させ、自分に都合のいい人間だけを優遇するのがアベの常とう手段だった。 世論などいとも簡単に騙せると高をくくっていたのだろう。 アベがやった成果は、日本を博打場化する法案くらいか。
 モリ・カケ・桜に、IR疑獄・検事総長ごり押し・河井公職選挙法違反等々疑惑は目白押しだ。 そのどれでもアベを追い詰めることができなかった、野党の責任は重大だ。 結局、病魔で退陣とは、本人よりも野党の情けなさが際立っているとわては思う。 
 まあ、後世が判断するのだろうが、アベの7年半は「汚点」として認識されるだろう。 将来、アベが記憶されるとするれば、「アベノミクス」という失敗ではなく、数々の疑惑と「アベノマスク」だけかもしれない。
 アベの本質は、「へたくそな奇術師」「アホのボンボン」「わかりやすい右翼」「能無し世襲議員代表」「三権分立を理解していない幼児」等々いくらでも書けるが、こんなヤツを7年以上も総理にしておいた日本人も、情けない限りだ。 
 次の総理はどうもスガらしい。 この人はアベの番頭、まあコピーでしょうから期待するほうがおかしい。 ほころびが裂けてしまった現在の日本、立て直すなんて気はないでしょう。 まあスガが、短命なのはほぼ間違いないと思う。 
2020.9.8 球児引退  今年、2005の優勝を知っている現役選手は、藤川球児と能美篤史だけだったのだが、球児が今季限りで引退するという。
 多分、2002頃だったと思うが、まだ球児が新人時代、春のキャンプ地で、多分スカイAだったとおもうがインタビューを
しているのを観た記憶がある。 球児は怪我に泣き、まったく目が出ない時期。 当時は球児のファンだったわけではないが、この放映を観てからファンになったような気がする。
 球児で忘れられないのは、2003年4月11日の対読売戦。 大量リードの9回裏、仁志を0-2と追い込みながら、星野監督が出て、球児にスイッチ。 センター前ヒットを打たれ、さらに代打後藤にスリーランを打たれて同点に追いつかれ、試合はドロー。 これで信頼を失い2003年は17試合の登板、1勝1敗の成績。 本当に活躍したのは2年後の2005年だった。  
 全盛時のストレートの威力は計り知れなかった。 NHKだったかもしれないが、球児のストレートを分析した番組を作ったはずだ。 その時の分析では、球に掛かる回転がほかの投手よりも多く、俗に言う「ホップするボール」が生まれたらしい。
 物理の法則で、投手から放たれたボールは必ず下降曲線を描くのだが、ボールの回転が多いと、その曲線が滑らかになる、すなわちあまり落ちないのだ。 だから、ストレートで空振りをとるとき、打者は必ずボールの下を振ってしまうのだ。 
 追い込んでおいて、高めのボール球で空振り三振をとるパターンがわかっていても打てないのだから、リードした矢野捕手は楽しかっただろうと想像できる。
 いわゆるJFKというシステムを考えた岡田監督もすごいのだが、7回を任された球児がピシャリと抑え、あとはジェフ・ウイリアムスから久保田とあれよあれよ。 岡田監督の考えは、7回を簡単に終わり、あとはその流れで最後まで。 つまり6回でリードしていれば勝てるシステムを作ったのだから、試合を構成するのがどれほど楽なものか。 JFKの要はやはり7回の球児だったのだろ。
 偉大な投手も終わるときは来る、今後はどうするのかわからないが、活躍を祈るのみ、ご苦労さまでした。  
2020.11.22 この頃思うこと  トランプの敗退:トランプは選挙で負けても、なかなか素直に負けを認めないという、なんとも意気地のない男である。 だが、驚くべきは前回選挙よりも700万票も多くの支持を集めている現実だ。 トランプとは何者か? トリックスター的要素があるという学者、アメリカ人が作り上げたフランケンシュタインだという学者、山形有朋がそっくりだという学者、どれも正解かもしれない。 それにしても、この男を見ていると、民主主義というのは本当に正しい制度なのかと疑いたくなってしまう。 アメリカの民意の程度が低いと一概にいうほどのものではない、なぜなら日本も同じようなものだからだ。 むしろ政治に関する一般の意識の高さでは、日本はひどい状況だ。 まだしばらくは、この男に翻弄されるのだろうか。  
 
 ショーン・コネリー逝去:天声人語にショーン・コネリーが一番好きな007映画の話が載っていた。 全部嫌いだそうである。 実は007以降のショーン・コネリーは非常に魅力的な俳優だと前々から思っていた。 頭の薄くなったのを全く隠そうとしない俳優根性も好きだった。 味のある役者がまた一人亡くなった。 映画の吹き替えは基本的にあまり好きではないが、若山弦蔵さんは例外、ショーン・コネリーそのものだったなあ。 
 
 スガの躓き:アベが突然の退陣は喜ばしい限りだったが、自民党の内部派閥の力学でなぜか選ばれたのがスガ。 そのスガが首相になったとたんに学術会議の任命で6人を拒否、その理由をどうしても言わないというか言えないのだろうが、何も仕事をしないうちに躓いた形だ。 もともと、アベのクローンだと思っていたのだが、アベとコインの裏表と言っていたのは田中真紀子でした。 まあ、この人はもともと首相の器ではないし、ただのピンチヒッターでしょうが、では本命はだれって言ってもねえ。石破茂が総裁選で完敗、立ち直れるかどうかかなり怪しい。 そのほかは二世三世のへなちょこ議員ばかり、自民党以外もろくなのがいない。 政治に希望を持ているなんて夢の夢かな。 
 
 日本の政治:大阪維新の会という誠に不思議な政治集団が、こだわり続けた大阪都構想が、その支持者である大阪府民に二度も拒否されるという皮肉。 自民党の補完勢力以外に表現のしようもない組織であり、あとはいつ消滅するかが今後の楽しみ。 国民民主党も分裂したようで、一部は立憲民主党に戻ったというか、なんというか。 もともとは民主党が分裂、コイケの策略が外れてどうにもならない分裂の分裂劇、情けないを通り越している。 そうえば社民党も分裂したようだ、あまりに小さい組織の分裂で、あまり話題にもならない。 福島党首が壊したって話でしょううが、ここもいつ消滅するかが焦点かな。 それにしても野党は大同小異って知らないのかなあとつくづく思う。 自民党など、考え方は千差万別だが塊ならば強いことを知っているだけなのだ。 
2020.11.28 オリンピック2020  久米宏がラジなんで何度も言っていたのが2020東京オリンピック反対だった。 理由はたくさんあった。 2020年に東京でやる必要性などもろもろ。 たとえば真夏の東京でオリンピックを開催するのは、選手や観客のことを考えていない、東日本大震災(原発問題)の復興が優先だろう、東京一極集中をこれ以上やってどうするのなどなど。  
 もっといえば、オリンピックで儲けたい人たちの存在である。 私は久米宏の意見に賛同している。 
















 そのオリンピックも、コロナのおかげで1年延期。それを決めたアベは自分の在任中にやりたかっただけだが、そのアベはめでたく退陣。 2020も秋になってコロナの第3波到来、 2年延期なら開催もできたかもしれないが、普通に考えるとオリンピックの2021開催はまあ不可能。 
 そんなときに、週刊朝日に山藤章二のコラムを発見したのだ。 
   「百分の一秒だけウチの選手のほうが速いとか、何センチ遠くまで跳んだなんてのは、人間として大した問題ではない」
 という意見に、まったくの同感だ。 
 もともと1964の時は小学生だったが、何の関心もなかった。 どうも根底には山藤章二の考え方があったのかもしれない。 
2020.12.24 2020  年末になる振り返ってみると、新型コロナウイルス騒動で一年が過ぎた感じだ。 年の初めに投資信託を整理したのが、全部裏目に出て、コロナ暴落で大損。 株価は戻ったが、主に買っているリートは下がったまま、なかなか上向かない。 たぶん、来年の後半になりコロナが収まってくるまでだめだろう。 3月の九州からの帰り道では、風呂が閉まっていたり、ずいぶんと苦労させられた。 夏の旅は北海道のつもりだったが、孫からの忠告で止めてしまった。 
 今年の一番の思い出は、大天井岳・燕岳に登ったことだろう。 5時間20分をかけて合戦尾根を登り切って観た景色は、一生忘れられないものだった。 苦労が大きかっただけ、その喜びは格別。 まあ、そこからまた3時間以上かけて表銀座を歩いたのは計画が甘かったのだが、かなり辛かった。 二日目の下りでの豪雨にも参った。 
 わて的には9月のえっちゃんの発病が一番大きな出来事だった。 前から、先に死ぬのはわてで、えっちゃんの腕の中で「いい人生だったよ、ありがとう」と言って息を引き取ることに決めていた。 まあ、それは変わらないのだが、ようはえっちゃんはいつまでも元気でいることがこれからの残された人生のベースだったのだ。 えっちゃんを家に残して、年に合計で6ヶ月も旅に出ていたのがここ数年だった。 どうも、これからはそうはいかないかもしれない。 
 現在は薬で、ほとんどふつうの生活をしているが、この病気で死ぬようなことはないものの、完治しない病気だ。 わての糖尿病も同じだが、一生もの。 二人で乗り越えるしかなさそうだ。