2022
2022/1/9 AV用
フロントSP
 これまでAV用のフロントスピーカーは有り合わせのものでやってきた。 主に10〜12cmクラスの小型を使用してきたが、映画を毎晩のように見始めてから、どうも迫力不足がはっきりしてきて、ヤマハのclassic1を臨時に使っていた。
 classic1はもともとがクラッシック向きの繊細な感じで、ボーカルを聴くのに使っていたもの。 いい加減に大きめのスピーカーを導入することを昨秋に決めて、色々物色してきた。 ちょっと前なら自作を考えただろうが、スピーカーユニットの数が少ないことや値段も高く、自作のメリットも昔に比べると減ってきたので、既製品を探すことにした。
 AVフロントSPの条件は見る映画により異なるのだろうが、私の場合はアクションやSF好きなことから迫力のある音を出せる大きなものを第一に考えた。
 したがって、ブックシェルフよりはトールボーイと決めてしまった。 
 スピーカーの世界はピンキリだし、実際の音を聴かないと判断もできない。 しかし、試聴するには東京まで出なければならずこのコロナ渦では無理だし、アンプや環境でコロコロと変わってしまう。 
 でもって、メーカーと評判で決めることにした。 最終的に残ったメーカーは、ヤマハとデノン、そしてJBLだった。 ヤマハでは旧製品だがNS-8AX(20cmダブルウーハー3ウエイ)とNS-F350(16cmダブルウーハー3ウエイ)の2機種、JBLはSTAGE A190(20cmダブルウーハー2ウエイ)とSTAGE A180(16cmダブルウーハー2ウエイ)が残った。 
 NS-8AXをヤフオクで探すも、この手のSPは送料がバカ高く、直接取引が良いのだが、良さそうなものはひどく遠く、近くにあるのはイマイチばかり。
 でもって、新品にしようと決めNS-F350とSTAGE A180で大いに迷う。 決め手は重さだった。 オーディオの重要な要素の一つは「重さ」であると教えてくれたのはもう亡くなってだいぶたつが長岡鉄男先生だった。 その教えを未だに守っているわけである。
 新品のスピーカーを買うのは20代で買ったU3500というオンキョーの製品以来になる。  NS-F350の設置に合わせてラックの位置変えをおこない、だいぶ苦労したがやっと今日になり設置が完了して、AVアンプとのセッティングも完了した。 
 すべてのスピーカーのネットを外して眺めると、何とも壮観だ。 音はclassic1の流れをくむユニットを使っている割に、大人しくはない、元気が良い。 まあ、まだ鳴らし始めたばかりなので角が取れていないのは間違いないので、これからエージングが進めば少しは大人しくなるかもしれない。 
 これで一応はAV関係は完成に近いが、AVアンプに少々取り換えの余地があったり、ちゃんとしたCDプレーヤーも買いたいし、4305Hのスタンドは仮のままだし、手を入れるところはたくさんある。 
2022/2/7 最近の生活  近頃の自らの生活についてちょっとだけメモしておこうと思う。 新型コロナが始まって既に2年以上を経過しているが、いつになったら収まるのか見当がつかない状況が続いている。 「一人旅」がメインのイベントだったころに比べると、現在はまことに何もなく、穏やかというか、まあこれが本来の「隠居生活」なのかもと思ったりする。 長女が家を出て約半年、二人だけの静かな生活だ。 
 朝は6時ごろに起床し、ラジオ体操をするのはもう何年も続けているが、ここ数年は月水金の3日だけ、ラジオ体操の後にスロースクワット
をやっている。 NHK「がってん」で放送されていて、なんでも「糖尿病」に効くとか効かないとか、おまじないのつもりでやっている。
 朝ご飯を食べて一息ついたらウォーキングに出発する。 ほぼ同時にえっちゃんもお友達とウォーキングだ。 いつもウォークマンの音楽をお供にしているのだが、最近は携帯でユーチューブを聴くことが多い。 永六輔の「だれかとどこかで」「土曜ワイドラジオ東京」を多数アップしてくれたかたがいて「だれかとどこかで」だとだいたい30分、このあと志ん朝などの落語を一席聴き、まだ時間があれば数曲をアマゾンミュージックって感じだ。 だいたい9千歩ほどを1時間ちょっとが日課だ。 暑い時期は夕方のウォーキングだが、寒い時期はこの時間帯だ。 帰ってくるとちょうど10時、コーヒーは飲むが、おやつは食べない。 
 ここからの午前中は音楽を聴きながらの読書。 昨年は読書を随分さぼったが、また復活した。  とはいっても、長編はくたびれるので短いものやエッセーが多い。 昨年の読書失敗は「坂の上の雲」だった、なぜか2回目の読み始めだが、最後までいかない。 理由がよくわからないのだが、司馬作品でこの作品だけ相性が悪そうだ。 で、ここのところは浅田次郎をよく読む、この前は赤川次郎を初めて読んだ。 
 そのあとは昨夜観た映画の感想をメモしている、これはHPに載せるため。 あとは雑用が結構ある。 
 ここのところ昼食は私が作ることが多い。 前はえっちゃんが作っていたのだが、どうも麺類に偏りがちでバリエーションが少ないのとえっちゃんの負担を少し減らしてあげようと思い、メニューの発案も実際に作るのも私がほとんどになった。  TVなどのグルメ番組などあまり見ないのだが、何かで食べ物が出てくるとそれを食べたくなり、作れるものなら昼食にすることが多い。 
 午後は昼食をとった後には、必ず昼寝が日課になる。 冬は、暖かい日差しを浴びてベットで20〜30分、気持ちよく寝れるとすっきりするのだ。 でもって、午後は音楽三昧ってところかな。 三時のおやつは、86%チョコレート2枚とカシューナッツ少々 。 まあ、これが基本で、旅の支度、買い物、農作業等々いろいろなものが入ってくる。
 17時30分から風呂に入り、出てくるとそのまま100インチでドラマか映画を鑑賞しながら夕食となる。 昔に比べると随分と早くなったと思う。夕食をとってから寝るまでの時間をなるべく長くすることで、少しは糖分の消費に役立つはずだからだが、効果のほどはわからない。 
 映画はアマゾンプライムビデオと撮りためたビデオを観る、ほぼ毎日観ているのでハズレもたくさんある。 明らかなハズレは途中で鑑賞中止をするが、我慢できる範囲のものは最後まで観るようにしている。 
 観る映画はアクション、SF、歴史ものなど雑多である、偏らないことが重要かな。 あまり重厚な感動作みたいのなのは遠慮している、肩の凝らないものに限る。 寝る前にNightcapを必ずいただく、寒い時期はホットウィスキー、そのほかの時期はワインと決まっており、11時には寝るようにしている。 まあ、なんともつまらない生活と考えるか、穏やかで優雅な生活と考えるか・・・・・・。 
2022/3/15 プーチンの末路  ロシアがウクライナに侵攻してから3週間程が過ぎた。 世界中からの抗議や経済制裁が進む中でも、着々と戦闘を続けているロシア。 現地の悲惨な状態は戦争だから当然かもしれないが、それにしても一般市民への無差別攻撃もおこなわれているようで、とても憤慨しているなどの言葉では言い表せない状況だ。 
 この侵略行為がなぜ行われているのか? 何を目的としているのか? 表向きはロシアの安全保障上の要求を武力をもってやっているようだが、本当のところはプーチンという独裁者の一人芝居のような気がする。 冷戦時代のソ連KGB出身のプーチンが、そのソ連帝国を復活させその王様になりたいだけではないのか? 
 それにしても世界中のだれ一人もこの独裁者を止めることができないのは、ひとえに「核のボタン」を握っているからに他ならない。 原子力発電所を攻撃した事実が世界を震撼させても、結局は経済制裁の強化と、ウクライナへの間接的支援しかできない現状のもどかしさよ。 なお、日本のアホな政治屋(アベや維新の会の連中)のなかにはプーチンの核による恫喝の機を狙って日本も核武装するべきな発言をしている輩がおり、極めて残念というか、そのアホさ加減にあきれている。  
 歴史は独裁者の末路を何人も見せてくれている。 ヒットラー、スターリン、ムッソリーニ、ポル・ポト、フセイン。 自殺やクーデターで殺されるなど千差万別だが、いずれもかなり残酷なものになる。 自身がやったことに比べれば、死をもってしても償いきれない独裁者の末路だが、このプーチンの末路はどうなるのか? 願わくば、早くその末路を観たいものだ。 
2022/5/28 「こころ旅」  先日、NHK「こころ旅」を観ていて気が付いたことがある。 この番組は日野正平さんが投稿された「心に残る風景」を観に、自転車で旅をするというもの。 4人のスタッフと自転車で10km程(10年前は50kmも走っていたらしい)を走り、その間に出会った人たちとのふれあいや、正平さんが興味をもっとものを拾っていくだけ。  なのだが、民放の番組のように名所旧跡、あるいは目立つ場所など絵になるところはほとんど映さない。 
 したがって、この番組には華やかさはかけらもない。 ただ、投稿の内容、短い旅の出来事が映されるだけの地味な番組だが、わてはかなり好きだ。 ほぼ毎日、寝る前にえっちゃんと観てから寝るのが習慣になってしまっている。
 何に惹かれるのかはよくわからない、正平さんの飾らないところかもしれないし、出会った人たちの暖かさかもしれない。 
 そんな番組の中で先日放映されたのが番組開始直後の2011年の鳥取県の旅。 投稿された「心に残る風景」は鳥取の片田舎、何もない街の風景だった。 過疎の街で昼間に人に会うことも稀な静かしかない街、その投稿には「私の子供が、昔に私もこんな静かな街で育ったんだよとその子供に言ってくれればうれしい」とあった。
 正平さんがこの手紙を好きだといったのがよくわかった気がした。 何もない街、静かすぎる街、そこには穏やかな生活がある。 旅とは何なのかをちょっと考えさせられた。 
 そこで思い出したのが永六輔の「誰かとどこかで」で印象に残っているエピソード。 どこかを目指して歩いている人に「そちらには何かあるのですか?」と永六輔が聞くと、「何かないと行かないのですか?」と言われて絶句した話。 
 いつまでたっても名所旧跡や面白そうなところばかり行くのが、少し恥ずかしくなってきた。 「旅」とは何か? よくわからないけど、「旅」とは「人生」と言い換えることもできそうだ。 
6/1 AVアンプのトラブル  AVアンプの変遷はよく覚えていない、とにかくたくさん買い替えたのだ。 主にソニーとヤマハを交互に使っていたような気がする、それもヤフオクとかで手に入れた中古ばかりだ。 ネットである記事を読んで、考え方を変えた。 それはAVに関しては技術進歩やフォーマットが激しく、安くてもいいから最新のものを使い続けるのがベストだという説。 これに触発されてデノンAVR-X1600Hを新品で購入したのが今年の初めだ。 導入後、確かに音場、音質、すべてでほぼ満足していたんですが、初期不良が発生。 買って1か月もしないうちだったので新品と取り換えていただいた。 ところが、取り換えたものがまた不調になってしまったのだ。
 1.入力1で鑑賞中に勝手に入力2に切り替わる。  発生はランダムで調子が良いと数日はでないこともある。 
 2.鑑賞中に映像と音声がダウンする。 入力機器(BD)側で何かの操作をすると復帰する。
 入力1でも入力2でも同様の現象があるが、これも発生はランダムで、発生し始めると数十分で繰り返す。

 これでは仕方ないのでメーカーに相談して送付、修理をお願いした。  
 さて、100インチで映画を見るのにAVアンプなしとなってしまった。 プロジェクターに小さなSPはついているがこれでは仕方ない。 アマゾンFire TVにもBDにも音声の出力は無い、唯一あったのがプロジェクターだった。 しかし、プロジェクターからオーディオアンプまで5mをつなぐ接続線はない、修理中の間だけに買うのも馬鹿げている。 しかたないので、24インチのTVで過ごすか? まあそれも仕方ないかと思っていたのだが、ためしにプロジェクターのSPで鑑賞してみた。  ところがこれがなんとも不思議なのだが、頭の上にあるプロジェクターのSPから出ている音が、100インチの画面から聞こえるのだ。 人間の脳は視覚に誘導されてしまい、あたかも100インチの映像が出しているように錯覚してしまうようだ。 7.1CHには比べようもないものの、それでも24インチのTVより可なり良い。  


ついでにAV装置全体について記録しておく。

1.プロジェクター
 初代がXV-H1Z(シャープ)、二台目がXV-Z90(シャープ)、三台目はXV-Z3000(シャープ)、でもって現在の4台目EH-TW6600(エプソン)
と変遷してきた。 EH-TW6600は2016年に鎮座しているのですでに6年目に突入、2021年にランプの交換も済み、ますます健在である、当分は5台目の必要はなさそうだ。

2.AVアンプ 
 デノンAVR-X1600H(デノン) 

3.SP
  7.1CHを採用していて、各SPは以下の通り
  フロント:NS-F350(ヤマハ) 
  サラウンド:101SD(ボーズ) 
  サラウンドバック:D40(オンキョー) 
  センター:NS-C110(ヤマハ)
  サブウーハー:YST-SW205(ヤマハ) と、メーカーもなにもバラバラ感いっぱい。 どこから手を付けるか? まあ、それほど問題もないのでこのままかも。

4.動画再生装置
  Fire TV Stick 4K Max(アマゾン) 初代はAmazon fire TVでマッシュにて稼働中。
5.ブルーレイ
  BDZ-ET1000(ソニー)、BDZ-ZT1500(ソニー)
7/20 岸田の失敗  岸田は7/14の記者会見で、参議院選挙中に宗教がらみで殺害されたアベを、この秋に国葬にすると発表した。  その理由が振るっているのだが
 ・長期政権
 ・東日本大震災からの復興、経済の再生、外交実績
 ・国際社会からの評価
をあげた。 
 どれもこれも国葬という、吉田茂以来の重大な行事をやる理由には程遠い。 
 アベというお坊ちゃま保守をそこまで祭り上げるのは、明らかに保守系の支持をつなぎ留めたいという
それだけだろうと想像できる。 
 そのアベの死を一番喜んでいるのは実は岸田だろう。 厄介な重しが取れて清々したはずだ。
 私は岸田という人は先読みの才はあるような気がしていた。 これまでの政権運営ではまずくなる前に手を打ってきたのは色々な事例でわかる。 
 だが、今回はあまりの嬉しさに調子づいてしまったようだ。
 そして問題は失敗した岸田の隙をなぜうまく利用しようとしないのか? 共産党が国葬に反対するのは、さもありなんだが、立憲民主党が早々と「反対しない」と明言して、あとから修正するという超が付くほどの馬鹿さ加減。 これでは自民党に対抗しようなど、夢のまた夢でしょうな。
 まあ、それにしても日本国の最高決議機関である国会で100回以上も嘘をついた事実だけでアベを国葬にするなど、もってのほかである。 奇異荒唐、支離滅裂、言語道断もここに極まった感がある。   
9/1 96歳  三島のおじさんが亡くなり、告別式に行ってきたが、ほとんど老衰だったとか。 昨今は通夜にばかり人が集まるらしく、比較的少人数の告別式だった。
  おじさんは、母の妹の旦那で、親戚の中では特別で家族ぐるみで付き合っていた。
 よく、伊東の家に遊びに来てくれて、父と釣りに行ったりしていたのを覚えている。 おじさんは非常に温和な方で、人に好かれても嫌われるタイプではなかった。 趣味も多彩で、もともと器用な人だったようで、瓢箪の置物をこさえたりいろいろ楽しんでいた。 おばさんが早く亡くなったので、随分と長い間の一人暮らし、最近になり下の子供と二人暮らしだったようだ。 
 少々のボケは来ていたようだが、大きな病気もしなかったとか。  これでおじさんおばさんの世代はほとんど亡くなってしまった。 おじさんの享年は96歳。 相当の高齢だが最後までしっかりしていたのには驚く。  
 自分もそうありたいと願いたいものだ。 おじさんの年齢まで元気で生きるのはかなり難しいだろうが、一応目標にしてみるかな。 
9/25 大相撲
大胆予想
 
秋場所番付
22年 23年予想
横綱 照ノ富士 *
大関 貴景勝 貴景勝
御嶽海 若隆景
正代 *
今年の秋場所は波乱に満ちていた、二場所続けての平幕優勝(玉鷲が優勝)という結果だった。 
それはそれで面白かったのだが・・・。 横綱照ノ富士は両ひざの故障で途中休場。 3人の大関陣はそろいもそろって大不調、貴景勝のみが勝ち越すのみ。  御嶽海は4勝でか出来ずに、九州場所では大関陥落、正代も4勝で二場所に一度はカド番の有様。 
 上位陣がこれほどひどいときは次に活躍する力士が登場する前触れのはずだ。
 そこで、有望な力士をメモして、次の横綱、大関を予想したいのだ。
 しかし、残念なことに横綱の候補者は皆無だ。 普通なら大関、三役の中に期待できそうな力士が良そうなものだが、ちょっと見当たらない。 
 では、次期大関は? というと、最初に出てくるのはたいていの人は若隆景であろう。 
確かに実力的にはもう大関といって過言ではない。 惜しむらくは軽量の弱みを突かれてしまう点だが大関候補筆頭は若隆景でいいだろう。
 問題は次だ。 楽しみな力士を並べれば高安、豊昇竜、霧馬山、隆の勝、若元春、琴ノ若などか? 更に下位だが錦富士、琴勝峰、十両まで下がるが栃武蔵、金峰山、熱海富士など多い。  幕下の朝乃山は幕内に復帰してはいるだろうが、大関候補までには、もう少し時間がかかるだろうが、大関復帰の可能性は70%以上とみている。 
 一応、ここでは大器の片鱗の見える琴ノ若を次の次の候補にしておく。

 さてそれでは、来年の秋場所の上位陣はどんな顔ぶれだろうか? 照ノ富士の膝次第で、ここに残っているかもしれないが、その可能性は半々というところか。 御嶽海は九州場所で10勝すれば大関に復帰できるが、可能性は20%くらいかと思う。 正代はもともと大関の地位は無理であると断言する。 若隆景は上手くいけば春場所か夏場所くらいで昇進しているはずだ。
10/25 海外ドラマ  最近、TVドラマは基本的に外国ものしか見ない。 理由は簡単で、和製ドラマがあまりにもつまらないというだけだ。
むかしは、NHKの大河ドラマとかも見ていたが、途中で止めた。  昔は良いドラマが沢山あったと思う。 倉本聰などの優れた脚本家が、優れた作品をたくさん書いていた時代は、少々芝居が下手でも楽しめたものだが、今は観るべきものが皆無だ。   
 外国ものは、資金が豊富でこれがTVドラマかと疑うようなものがたくさん作られている。 それも、あらゆるカテゴリーに広範囲に作られており、ミステリー、ドラマ、コメディ、アクション、ロマンス、SF、ファンタジー、スリラーとなんでもござれ。
 作品の優劣はもちろんあるが、自分の好きなものをその中から選べば良く、まったく不自由ない。 
 今、よく見ているのはミステリーだとイギリスもの、「ルーサー」「ニュー・トリックス」「ヴェラ」「シャーロック」「刑事フォイル」「刑事モース」
などなど盛りだくさんで、ハズレがほとんどない。
 アメリカものだと、「ゲーム・オブ・スローンズ」「NCIS」「グッドファイト」「メンタリスト」「ウエストワールド」「リヴィエラ」「クローザー」「重大犯罪課」「リゾーリー&アイルズ」などなど。
 ただ、少々問題があるのだ。 昔は地上波テレビだけだったのが、衛星放送が増え、CS放送が増えてすべて録画の世界だった。
ところが、現在の主流は動画配信サイトがメイン。 ここは基本的に録画はできるが、本体が配信しなくなると消えてしまうので、録画の意味がない。 権利の関係だろうが配信の終了(というかほかの動画サイトへ行ってしまう)がかなりの頻度であるのだ。 配信終了も映画なら見てしまえばいいのだが、連続TVドラマだととても観きれない。 
 現在のメイン動画配信元のアマゾンプライムビデオは価格がとても安く、在庫も豊富だが配信停止が急で困る。 「NCIS」「リゾーリー&アイルズ」「刑事モース」など全然観きれていないのだ。 U-nextの株を持っているので、3か月間(年2回)だけそちらも鑑賞できるのが救いだが。 
12/3 60代も終わり  来月には70歳になる。とうとう60代も終わってしまう。  とんでもなく年寄りであるが、気分的には若かりし頃に仰ぎ見た年寄りにの年代に自分がなったことにあまり実感がわかない。 とはいっても、昨日の歯医者で診察券と保険証を一緒に出したのに、それを勘違いして保険証を財布の意隅々まで探しまくり、「年寄り」そのものを演じた。 なんともいまいましかったし、恥ずかしかった。 「勘違い」「思い込み」「早合点」は、まさに「年寄り」の真骨頂だが、もうすでにそのままなのだ。 
年齢 外泊数 外泊率
60 2013 151 41.4%
61 2014 123 33.7%
62 2015 172 47.1%
63 2016 191 52.3%
64 2017 168 46.0%
65 2018 178 48.8%
66 2019 172 47.1%
67 2020 114 31.2%
68 2021 40 11.0%
69 2022 44 12.1%
合計 1,353 37.1%
 
 まあなにしろ、初めての「年寄り」だし、初めての「70代」であるのだから、無理もなかろう。 何事も初めは何もわからないものだ、あとになって「ああそうだった」というのが普通かもしれない。 
 
 50代の最後に思ったのは、「元気でいられるのは60代だから、思い切り遊びまくろう」だった。 だから、本当に遊びまくった。60代の10年間で外泊は1,353泊、もちろんそのほとんどが車中泊である。 外泊率は37%にのぼり、2016年は外泊率が実に52.3%、これはほとんど家にいないといっていいかもしれない。 2021年から極端に下がったのはコロナの影響と、えっちゃんの病気からだが、それでも年間40日以上の外泊はキャンピングカーあっての話だろう。 
 
 もちろん、70代はこうはいかない、第一に最近は長距離運転に疲れを感じてきた。 先日の久しぶりの北海道の旅は、2,557kmを実質15日で走ったが、平均170km/日はさすがに疲れたし走りすぎと反省した。 さて70代だが、どうしようか? すべて体との相談である。 相変わらず旅をやめるつもりはないが、やはりせいぜい年間30〜40日くらいが限度だろう、それも70代前半のはなし。 
 あとは低山に少しだけ登り、好きな映画でも見て過ごすかなあ? 
12/22 進化  ユーチューブでたまたま見つけた「特別展「満州事変」オンライン連続講座」(全第9講 講師:青木隆幸氏)をウォーキングをしながら3日ほどかけて聞いた。 
黒船来航から満州事変の近代史を比較的わかりやすく解説したもの。 19世紀から20世紀初頭にかけての欧米列強と、遅れてきた日本の中国大陸における権益争奪、植民地争いなど実に平易に説明していて、左右に偏らずに良い講義だった。 
 この講座を聴きながら思ったのは、ウクライナでロシアがやっている「特別軍事作戦」なる戦争が、「満州事変」とまるで同じ色合いであることだ。 日本がそののちに傀儡政権である「満州国」を作ったように、ロシアはウクライナに傀儡政権を立てるつもりだったのは明らか。 
 21世紀の今でも20世紀初頭と同じことを平然としているロシア、それを止められないのはただ一つ核兵器を持っているからだろう。
悲しいかな100年前と同じことを繰り返している人間とは、全く進化していないようだ。
12/31 今年の映画
 今年は276本の映画を鑑賞できた。 去年が258本だったので少し上回った。 旅に出る機会が減った分を家で過ごしていて、一番の楽しみが映画鑑賞になりつつある昨今だ。 自分なりに映画のランク付けをしているのだが、この1年間はAランク41作品、Bランク187作品、Cランク48作品となった。  Aランクでも思い切り印象に残った作品は人種差別を扱った「グリーンブック」、特上のミステリー「蜘蛛の巣を払う女」、頑固な正義感の老人の物語「グラン・トリノ」だろう。 どの作品も見ごたえ充分だった。 
 来年はどんな名作にあえるだろうか? なんじゃこれというCランクになるべく当たらないために、事前に評価を観ているのだが、ハズレは少なくなるかもしれなが、先入観をもってしまうのが悩みの種。 まあ、アタリハズレをあまり気にしないで、ダメだったら鑑賞中止にするくらいでいいのかもしれない。
2022  Aランク作品
大統領の料理人 オールド・ナイブス Mr.ノーバディ
移動都市 モータル・エンジン 麻雀放浪記 幸せのレシピ
グリーンブック 疑惑 プロミシング・ヤング・ウーマン
ボーン・スプレマシー 孤狼の血 (r)adius/ラディウス
パリ、嘘つきな恋 ブレイン・ゲーム 愛の嵐(The Night Porter)
サムライ マイ・インターン 千利休 本覺坊遺文
鑑定士と顔のない依頼人 インセプション L.A. ギャング ストーリー
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