2001.10.12 シンガポール  初の海外旅行(女房との二人)
 編集子は今年で勤続30年になります、でもって会社の制度で五日間の休暇と幾ばくかの功労金が出ます、諸先輩にならって編集子も海外旅行をすることに決めました。 土日を入れての五日間は実質8〜9日間で、会社の仕事の関係で色々と調整した結果、10月7日から11日までの5日間でシンガポールに行くことにしました。なぜシンガポールかを書き始めると長い話しになるので女房との調整の結果とだけしておきます。
  編集子は海外渡航が全くの初めて、もちろん英語は中学1年生程度の情けなさ、最初は添乗員付のバージョンも考えましたが、如何にも如何にもなので、普通のツアーで「現地係り員員がお世話します」のパターンにした。
 何回も海外に行っている方ならお笑い話ですが、とにかく何もかもが初体験の編集子にしてみれば疑問だらけに不安だらけだったわけです。
 まあ、問題はほとんどなかったです。現地係員の中国系の方の言葉が早口で聞き取りづらいかった程度です。で失敗談の数々。
機関銃  同時多発テロから1ヶ月、アメリカの行動が注目されている中での出発。チャンギ空港に着くと、機関銃を持った迷彩服の兵隊が立っていてビックリ。
 現地の係員に聞くと、1週間程前からだそうで、ホテルについてTVを点けるとNHKのBSが日本語放送をしていて、アメリカの攻撃開始を伝えていました。あの衝撃的な同時多発テロから1ヶ月、とうとう報復に出たわけで、これからどうなるのか。
 もしかしたら帰りが遅くなる・・・なんて心配はあまりしませんでしたが。
「柿の種」を買っていく必要性 無し。何のことかというと、出発前になって急に向こうには日本酒とかも無いだろうなあと思って成田で「柿の種他の乾きもの」+「日本酒」を買い込んだのですが、「柿の種」は無事に我が家までたどり着いています。何でもあるのです、現地には。無いものがない。


泊まったホテルニューオータニで(何故かフラッシュが・・・・)
MDを大量に持っていく必要性  無し。飛行機に乗っている時間が6時間づつで合計12時間もあるので、MDを大量に用意したのですが、聞いたのは2本だけ。機中は座席に備え付けのVTRと居眠りと機内食で飽きは無しでした。
 シンガポール航空で往復したのですが、VTRは20CH位あって最新の映画ばかりですが、惜しむらくは日本語字幕無し。でもアクションとかSFものなら英語は分からなくても楽しめます。
 ちなみに機内食は3回(帰りの9時50分発の便で朝食代わりの軽食が出たのにはビックリしました)はどれもOK。 味、量、何でもドンドン飲み放題の赤ワインもOK。(もちろん、恥ずかしいので慎ましくしていましたが)
煙草を止めて良かった実感  煙草を吸っているときに機中での6時間の禁煙は絶対に我慢できない時間です。会議とかなら、ちょっとトイレの振りをして抜け出して、2本くらい立て続けに吸い溜めすることもできますし、電車なら最悪は降りてしまえばいい訳ですが、ジェット機で1万メートルの上空では降りるわけには行かない。
写真は買ってはいけない  何のことかというと、2日目に市内観光がついているツアーだったんですが、女性のカメラを持った人が付いてきてパチパチ撮ってくれて、最後に幾ら幾らです、買って下さいってパターン。 初めから「ノー・サンキュー」をすれば何でもないのでしょうが。 この市内観光は3組のカップルだったんですが、一組の若いカップルは何枚か撮した内の2枚くらいしか買わなかったです。 うちは全部買ってしまった。ゴルフ場でもよく勝手に撮されますが、絶対に買わないのに、何で今回は買ってしまったのか、反省。
シンガポールの印象  少し変な印象かもしれませんが、国全体が「巨大な人工施設」、いえもっと言えば、「未来の植民星の大きなドームに囲まれた施設」とでも言えばいいのか。
 人種別のエリア分け、人口密度を上げるために10階以下のビルを壊して40階もの巨大ビルの建設、海岸の砂を輸入する、周辺国家へのエリート意識の高さ、何でも罰金制度などなど鼻持ちならない部分を編集子は少し感じました。
買い物
その1
 東南アジアでの旅行の楽しみの一つは買い物。シンガポールもブランド物を求める買い物客がかなり多そうです。編集子はブランドに全くもって無関心、同じ物ならやすい方が良いに決まっているし、少々性能が落ちても安い物を買って後で更改する人ですので、宝石・毛皮・バック等々に用は無し。女房もブランドには感心無いのですが、高い方が良い製品だと信じている人でして、まあ大抵当たっている場合が多いですが。
 それでも1日目の「市内観光」で観光するよりショッピング場ばかりの案内でうんざり気味、その途中で娘にイヤリング何ぞを買ってしまいました。
 日本の値段で考えれば、高い物ではないのですが、次の日に自分の足で回ってみると、かなり高い物を買ってしまったと反省。
 この市内観光で一番よかったのが植物園なんですが、なんと20分しか時間をくれず、免税店には1時間30分も時間をくれる、旅行社に文句の一つも行ってやろうかな。
買い物
その2
 安い物は衣類ですね。これは間違いなく安い。行き当たりばったりに行った御徒町風の露地でTシャツが3for10S$(3枚10ドル)とか、ネクタイ1.2S$とかサングラス3.8S$とか。 
 あと、食べ物も基本的に安いですね。 決してホテルの中の中華料理店で150S$もする料理を食べてはいけません。  ちょっと町に出れば、3〜5S$何でもあります。
買い物
その3
 お土産は、やっぱりチョコレート。考えるのが面倒。チョコレートだけは止めてくれとよく言われるようだが、まあ他にない。 編集子はチョコレート20箱とTシャツやスカーウなどの衣類をいっぱい、それとキーホルダーくらいかな。
水族館   2日目のオプションツアーでなんとか島にある水族館にものすごく高いケーブルカーに乗って行きました。この水族館はそれほど大きくはないですが、色々な海洋生物ががいっぱいいて結構面白かったです。
 2日目の午後と3日目を完全フリーにして、気ままに歩き回りました。 しかし、疲れましたね、とにかく暑い上に蒸す、3日目の午後には激しいスコールに見舞われ、その後はものすごい蒸しよう、まるでサウナ。これで疲れが増すわけです。
 地下鉄と足を使ったのですが、これは間違いでした。タクシーを目一杯使うべきでした、手を挙げても止まってくれないとガイドブックにあったのと、日本でのタクシー料金の高さのイメージがあって使わなかったのですが、安い安い。ものすごく安い。
ビール  シンガポールの地元のビールは「タイガービール」と言う名前です。 なんとか島の水族館でで、サッパリ系統、今年の打線のような味でした。3.5S$くらいかな。他に比べて酒類はべらぼうに高いです。ちなみにタイガーバームは1ダースで35S$だったと思います。同じ会社の製品でTIGER LINIMENT(虎油)を4.9S$で買ってきました。
     参考:S$レート  ¥→s$  1S&=約70円
                s$→¥   1S&=約60円
追記  現地は暑いから半ズボンが良いようなことをガイドブックに書いてあったが、冷房が日本よりかなりきついので半ズボンは止めた方が良いです、女性もビルの中にはいるのでしたらスカートは止めた方がよろしいかと思います。