岩木山2009.9.3〜5
旅の名前 岩木山と行ってみたかった温泉宿
都道府県 青森
目的 岩木山に登るんだ!! 谷地温泉に入るんだ!! 以上、とにかくパスを有効活用するのだ!!
百選 日本百名山 岩木山
9月3日 6:02  函南駅からいつものように出発。 






11:00 盛岡に到着。 ここで早めの昼食にする。 駅からそれほど遠くないところにある洋食屋さん、特選洋食風弁当850円を注文。 これは大当たりでした、デミグラスソースを掛けたハンバーグをはじめコロッケ、ホタのフライ、鯖の味噌煮、かまぼこ、なすの煮浸し、まだまだ色々ありました。 加えてコーヒーも付いていました。 今度は盛岡名物のトンカツ?って名前ではないなんだかにしようかな。


15:00 弘前の駅で私と同じように嶽温泉に泊まり岩木山に登るというおばさん二人が、バス会社の職員と話しているところに出くわし、往復バス料金+リフト券の割引付きの券があるというので2500円で買う。

   弘前-嶽 1050円 嶽-8合目 1000円=2050 往復だから4100円、これにリフト割引300円を加えると4100+300−2500=1900円の格安チケットでした。 弘前バスのHPには掲載されていなかったように思うが、知らなかったら損をするところでした。



16:00 嶽温泉到着、とても小さな集落だ。深田久弥が訪れたころはまだ電気もなかったと百名山にあるが、今はもちろん電気はある、しかし元もちろんット環境はない!! 小島旅館は思ったよりも大きな作りで、昔の湯治場の雰囲気を残している。
16:30 早速に風呂に行く、これは写真の通りで実に良い雰囲気、入り口がサッシなのは仕方がない。湯船は2つに分かれていて、奥の方が少し熱い。 熱い方がそれでも43度くらいか? ぬるい方は多分41度くらいかと思う。 良い感じである、白濁が濃く自分の足も見えない。 髪を洗うと、湯が目にしみるくらいに硫黄が強い。 いやあ、実に良いお湯であった、夕飯の前に2回目、朝風呂と計3回入った。
18:30 食事は大広間かと思えば、隣の個室に用意してくれ一人で食べた。閑散期のおかげでゆっくりできる。しかもTVをつけるとタイガース戦をやっているではないか!! 私の部屋では映っていなかったBS1がこの部屋では見れている、ただし砂嵐の中だが。 食事は山菜、それもマイタケやキノコ類がたくさん出てきた、しいたけは茶碗蒸しに入っていただけで、助かる(f^^)  山菜の釜飯は美味かったです、これもおかずにしてビールを頂いた次第です。良かったのはここまで、タイガースは瀕死の重傷で息絶え絶えの太不満石川の前に惨敗でした"(ノ_・、)" 


9月4日 6:30 朝風呂に入り、食事は今度は大広間。 昨日のおばさんと同席で、雑談したが、一人のおばさんは色々行っているようで、北アルプスの千畳敷がいいとか、栂池は最高だと・・・・・それに釣られて9月の21-23の予定を変更しようかと考えている。
8:40 予定通りのバスで8合目まで向かう、この料金は1000円だそうな。 以外と多くの乗車客で20名近い。 くねくねのスカイラインを登り切った先が8合目、そこまでに至る景色はかなり良い感じでパノラマが広がり、日本海も見える。

 

9:10 8合目に到着、明日のことも考えて楽できるところは楽をすることに徹底、で例の券で割引があり往復800円が500円のリフトに乗る。 これが8合目から9合目を結んでいるのですが、かなり時間も掛かるし長い感じた。 



9:30 9合目に到着、少しガスっているが、ここまで来たら登るしかない。 一人だとどうしてもテンポが速くなり、少し進んでは息せき切る羽目になる。 基本的に岩がゴロゴロで登り難いこと甚だしい。 8合目の先の表示は頂上まで25分、しかし実際には30以上はかかった。 頂上はガスで全く見通しが悪く、展望なし。 三角点とは別の三角錐のモニュメントがあり、その中に鐘があり、なぜかその周りにコインが一杯であった。 昼飯にはいかにも早いので、しばらく休んで下山する。
11:00 リフトまで後少しのところまで降りてきたところに避難小屋があり、その意味はかなり以前に冬の登山で遭難事故があり、その教訓からこの避難小屋を作ったとある。 その少し先に、木のモニュメントがあるので見に行くと、やはり遭難の慰霊碑だった。 こちらはなんと9月4日という今日が命日であった、丁重に安寧を祈り、山の怖さを改めて実感する。 もちろん遭難にあった頃はリフトなどなかったし、スカイラインもなかったろうから、9合目で遭難もあり得るが、9月でもあるんだなあとびっくりした次第。


14:30 11:45のバスで嶽に戻り、12:35のバスで弘前に戻る。 今はその弘前から青森に向かう列車の中、天気が余り良くない。 明日が心配だ。


15:30 予定通りに15:30のバスで十和田湖方面に向かう、途中雨がぱらつき心配になったが幸いなことに大きな崩れはなかった。 17時頃、谷地温泉に到着する。 バス停から10分ほど歩いて一軒宿の「谷地温泉」に着く。 硫黄の臭いが外で十分に解る。
17:30 6畳の部屋に落ち着く。早速とひとっ風呂。 これがまた風情があってよろしいです。38度と42
度の二つの浴槽があり、雰囲気は最高でした。 打たせ湯があるようなのですが、女性専用時間ということで入れませんでした。(翌朝の朝風呂でも同じでした)

18:00 夕食は17:30〜19:30と短い時間帯で食べる、思ったより良いものが出た。何しろ5800円、期待はしていませんでしたが、岩魚の焼き物がメインで、勝手によそって食べる鍋が山菜と鶏肉などが入っていて美味。生チューが490円と格安なため、ついつい3杯も頂きました(f^^)  
9月5日
6:20 朝風呂の後、宿の周りを散策。 遊歩道もあり楽しめそう。 天気も青空が広がっている。 今日の予定は9:18のJRバスでロープウエーに行き、そこから上までロープウエーで登り酸ヶ湯まで縦走。 しかし、この予定では一番早くて函南着が22:42、やはりちょっときついかと・・・・。 で、とにかくロープウエーであがり1時間か2時間で降りてくる時短にしようかとおもう。 この宿が気に入ったので悦之と2泊してその二日目に縦走するのが時間的なことも考えると一番良さそうだ。 
8:45 宿を発ちバス停に向かう、バス停では青森方面に行く夫婦連れと60半ばの男性と立ち話をした。 谷地温泉が冬もやっていること、湯治客が多いそうだ。 冬でもここまでは車がくるらしい、ここと酸ヶ湯との間の笠松峠は雪で閉鎖されるとのことでした。 もう何回も来ているという夫婦は、宿の経営が変わる前をよく知っていて、今の倍も料理が出てきてとても食べきれなかったなどと話される。 

9:10 ロープウエー山麓駅に到着。 早速と往復切符を買って乗り込むが、101人乗りに100人は乗ったかというぎゅうぎゅう詰め、関西から来ているらしい団体客にぶつかったのだ。 まあ、うるさいことうるさいこと、少しは外の景色でも眺めろ!! と怒鳴りたくなるほどにうるさい。 


 10分で頂上駅に到着、さすがに涼しいのでシャツを着るくらいに涼しい。 30分コースと1時間コースがあるが、次のバスや昼食を考えるて30分コースにする。 津軽エゾマツとか湿原があったりでなかなか良いところだが、天候のせいもあり余り眺望がきかない。




9:40 必死に30分コースを20分で回り頂上駅に戻り、今度は50人くらいのロープウエーで下る。 今度もおしゃべりなおばさんがいたが、前ほどでもなく、何とか雄大な景色を楽しめた。 紅葉になったら素晴らしいだろうと想像される樹海だ。
11:03 青森行きJRバスに乗り青森へ。 12時少し前に到着、昼飯はやはり海産物にしようと決めて、どこか良いところはないかと・・、昨日の新鮮市場に食堂に決定。
12:10 50軒以上な軒を並べる海産物点の脇にある大きな食堂に入る。 お勧めの「中トロ丼」1200円に決定。美味いですねえ、これは美味、口の中でとろけます。それと大きなどんぶりに入ったいわゆるみそ汁なんですが、アラが入り、海苔が入り、磯の香り一杯で美味いこと美味いこと!(・。・)b 

12:49 コンちゃんからの伝言でじじにお菓子のおみやげを買い白鳥13号に乗り込む、自由席2両だが半分くらいしか埋まっていない。
13:56 八戸について、指定席が無くても乗れる列車を探すが、ない!! 新幹線はすべてオール指定席の「はやて」のみとは恥ずかしながら知らなかった。 ほぼ決まった列車に乗る予定だったので折角買った時刻表を持ってこなかった罰が当たる。 で、16時ころの指定席は取れた。 しかし2時間も待つのは情けないので、案内の人に聞くと立ち席なら次の新幹線にでも乗れるとのこと、そうか立ち席ねえ。 それですっ飛んで13:56の「はやて」に乗り込む。 その前に会社への土産を忘れていて、「かもめのたまご」だかを買う。 で、現在デッキに座り込んでこれを打っている、外は空しか見えないがまあまま、2時間待つよりは全然よいのだ。 しかし、なぜオール指定席なんやろ、しかもかなり空きがあり完売というが乗らない人が一杯いるわけで、JR東日本は少し考えるべきではないか? 
もうひとつ気に入らないことがある。 この大人の休日倶楽部の年齢制限が、ミドルは男女ともに50歳以上なのだが、ジパングは女60歳、男65歳なのだ。 余寿命の長い女性が優遇される理由がわからない!! 男性が60歳な余寿命を考えれば解らなくはない。でもやはり男女で年齢制限に差を付ける合理的根拠はないだろう、男女平等の精神に反すると訴えてやろうか!!!
仙台で「MAXやまびこ」に乗り換える、空いていそうだったし、それほど急ぐ旅でもないし、それほど時間も変わらないだろうと高をくくった。 これも時刻表を持っていないツケであるが、「やまびこ」は遅い.「はやて」に比べると格段に遅い。 仙台で15分ほど待ち時間があったが、東京に着いたのは多分1時間以上違う感じである。 どのくらい違うのか、後で調べてみることにする。