旅の名前 秋田県南部紀行2012
都道府県 秋田県
目 的 秋田県南部をふらふら
日 程 2012.6.27-7.10
6/27  13時15分に自宅出発。 八王子の西友で買い物。19時30分、道の駅おがわまちに到着、遅くなり途中で入るつもりだった風呂はパス。 野球は惨敗。群馬県まで行きたかったが埼玉県で泊まる、先は長い。 急ぐ旅でもないので、行きはとにかく一般道を使ってオッチラ行くことにする。
6/28 朝、櫛が見つからない、なくしてしまったようだ、女房のが有ったのでそれを借りる。朝食はハムエッグだ、昨日の買い物で2つ入りの卵を見つけたので買ってみたのだ。 白根温泉に入って、花夢里にいつ」に7時前に着く。走りっぱなし、もう少し早く着く予定だったが、風呂探しtoスーパー探しに手間取った. 風呂は茶褐色の塩泉,何の飾り気もないが良い風呂だった.
6/29  朝、元滝伏流水に行こうとしたら海岸周りをナビが案内した。 しかし、鳥海山が目の前で、登らないにしても車で行けるところまでと行こうと、鳥海山ブルーラインに乗る。 そこで山岳案内人らしき人と話すと、もう鳥海山に沢山登っているとのこと、それはいい話を聞いたと、明日の天気次第では登ろうと決めてしまう。 
 駐車場は平らでだだっ広いので、登る前にはここに泊まることに決定。 
 一旦下がって、元滝伏流水に行く。 ここはどうも観光地であるとともに撮影のメッカらしく、駐車場から10分ほどで行けるのだがカメラマンが二人陣取っていた。 残念ながら光が余り良くなく、良い写真は撮れませんでした。 
 道の駅きさがたに行き、あげそばなるものを食べる。なかなか不思議な感じの日本そばでした。 時間があるので、近くの蚶満寺という芭蕉が訪れたというお寺を参詣するが、特に記することなし。 
 買い物をして、その道の駅にある展望風呂に入り、鉾立の駐車場に引き返して寝る。
6/30  5時に起床、もう車のドアの音がやかましい。 トイレを済ませて朝飯を食べると、出発は6時5分前。 
 歩き始めは張り切っているので快調、それに登山道が良く整備されていて歩きやすいわけではないが、まあまあ。 お浜という稜線に出るところまで約2時間、ここまでは案内の予定時間とほぼ変らず快調、雪渓が少しあったがだいぶ緩くなっていた。 
 お浜の階段を登ると、強烈な風、烈風ってやつ、すぐそこに鳥海湖が見えるのだが、その前にカッパを防寒用に着る。 そこから八丁坂、七五三掛け(しめかけ)まではアップダウンもありかなりきつかった。 
 七五三掛けからコースが2つに分かれているが、外輪山コースをとった(・・・これは失敗だった) まあ、後で考えると良く登ったものだが、上がって下がって息絶え絶え、11時頃にはつけるかと思ったが、さにあらず。 
 何しろひどく遠回りなのだ。で、着いたと思ったらそこは七高山という名前で、新山より6m低いと聞いたおばさんに教わる。 しかし、ここまで来て頂上を極めない訳にもいかないと、気持ちを奮い起こして、一旦下がり、雪渓を登る。 ひどく急な雪渓だが、緩いのでアイゼンは効かないし、第一持っていない。 
 頂上の真下にとりついたのが12時を少し過ぎていた。 このときに突風で、今岡7の帽子をもって行かれる、上海にかぶっていったもの、残念至極。 で、風を避けて昼飯をかけ込む。で、頂上付近はものすごい岩ばかりで、ここだけが火山で近い時期に出来たような感じ。 
 右回りに回って必死の思いで頂上に登る。 そこは10人で一杯になるほどに狭く、小さな賽銭の皿がおいてあった。 一緒になった若者のグループの写真を撮ってやったりしたが、とにかく風が強く余り長居をすると次々にくる人のじゃまになるので、そうそうに降りることにする。 
 頂上からの急な岩を降りていると、右足の太股をつってしまい四苦八苦。それが一段落して、また下がり始めると今度は左のふともも、情けなくなるが、これも運命か(;´д` )  
 今度は外輪山コースではなく、谷(大雪渓)をグングンと下る、雪渓の上の方が歩きやすいのだ。頂上で一緒になった若者たちの前を行ったり、追い抜かれたり。 
 途中で滑落して球場を待っている若者が居た、レスキュー隊員がどう助けようかで苦しんでいるようだった。 ヘリも来て、隊員もどんどん増えていき、最終は20〜30人はいたかな。 
 かなりがんばってそれでもなんとか5時間で帰り着く。 着くと、ヘリの着陸のために車を動かしてくれと頼まれる。 次は山の様子を長岡から来たというおっチャンに聞かれ、色々立ち話。 明日登るという。 この日はゆっくりしようと、買い物を済ませて風呂に入り、20時ころに道の駅さきがたで泊まる。 
7/1  朝は晴れていた、暑いくらいで六時に起き、気になっていた便所の処理と汚水処理と、自転車で旅をする若者は神奈川に帰るところだとか、まあ沢山居た。 事件はあとで解った、醤油の蓋がうまく閉まっておらずに大部分がこぼれていたのだ。 この失敗の後始末に30分は費やした。 
 で、雨になるらしいので、獅子ヶ鼻湿原に行く。 鳥海まりもは話したカメラマンのおばさんの話だと、今年は余り良くないらしい、確かに写真になりにくい雰囲気だ、もっとも「まりも」とは言っても正体は「苔」だったりする。 
 わき水も少なく、ブナの奇形はたくさんある(森の巨木100選に選ばれたという「あがりこ大王」とか、確かに大きいが・・・イマイチ。 少し離れたところにあった「燭台」という情けない名前のブナ、説明文には「にんふの腰掛け」と言う別名があったが、こっちのほうがかなり良い感じ。 
 で、12時くらいまで居たが、湿原らしい湿原はなくがっかり。 
 そのまま道の駅に戻ろうとして気が変り、冬師湿原(トシ)に向かう。 ところが看板はない、地図も不正確、ナビは言うことを効かない、結局はとんでもない道に紛れ込んでしまい四苦八苦。 とうとう、それらしき湿原には行き着けず。そのまま由利本庄市に入り、サイクリングの施設にレストランを発見して軽く昼食をとり、眠くなったのでくるまで寝る。 やはり昨日の疲れが溜まっているのだ。 そのあと市街地に行ってコインランドリーで溜まった洗濯をして、買い物、風呂を済ませて道の駅にしめに泊まる。
7/2  朝、朝食の準備をしていると突然におっさんに話しかけられる。 なんでもこれから北海道に行くのだそうな、それも2ヶ月の一人旅だそうな。いろいろ話したが、縁があったら北海道で会いましょうと別れた。 
 そのあと、今後の計画を地図を広げて計画していると、今度は地元のじいさんに話しかけられる、おもしろいじいさんだった。 
 で、ホームページの更新を1時間ほどかけて、やっと行動を起こそうとエンジンを掛ける・・・ういんと唸ってビクともしない。 懸念していたバッテリーが死んだようだ。 仕方なくJAFを呼んで動かすが、会員で良かったと、もちろん無料だ。 
 で、また同じことをしても仕方ないのでイエローハットに行くが18200円とものすごく高い。 店員にもっと安いのはないのかと聞くが無いとつれない返事、そうしたら近くのホームセンターを教えてくれて、そっちに廻り、2店目のコメリに15000円で売っていたので、仕方なく買う。 工具もなかったのでそれも買って、自分で取り替えるが、まあ四苦八苦でした。 この日はそれだけでもうやる気が起きずに三郷町に向かい、道の駅で寝る。
7/3  朝、道路を走る車の騒音で目が覚める。 朝食を食べた後で、昨日買ったアスパラとインゲンを茹でる、野菜サラダの具にする予定。 で、湧水巡りをするために道の駅から移動して自転車で出掛ける。 
 良い地図が無かったので、役場に寄ってもらい1番の○○清水から廻る。 初っぱなが民家の庭のような感じ、よく見ると酒屋さんの裏庭なのだ。 ご主人が出てきた色々話したが、三郷町伏流水の一番最初の清水なのだそうだ。 飲んでみたがいわゆる軟水で美味しかった、年間12℃なのだそうでした。 そこから色々と見て回ったが、綺麗な清水はこの1番ともう一つくらいしかなかった。
 約1時間ちょっとで廻ったが、一番最初が一番良かった。 
 昼食を珍しく店で食べる、三郷町の特別メニューとかで、○○中というラーメンなんですが、食べると日本そばのような感じ。 何しろ天かすが乗っているのだ。 
 その後、ラベンダー園に行くが、北海道のラベンダーを見てしまっているので、残念ながらパッとしなかった。 蝶がいたのでちょっと撮って見るが動きが早くダメ。 秋田名物だというババなんとかアイス(200円)を食すが、イマイチの味、ざらつきが気になった。
 その後、風呂に入ると、その窓の先に割と大きな池があり、しかも蓮が池中を埋め尽くしていた。
7/4  朝飯前に昨日の池に撮影に向かう、すると蓮の花が咲いている、赤と白で朝日の中からの蓮の池もまあまあかな。 朝市に寄ったあと、昨日ラジオで聞いたアヤメ祭りに行く。 まさに満開、お年寄りが沢山、それも介護施設らしき団体も沢山で、さっちゃんのことを思い出した。 アヤメは菖蒲と何処が違うのか知らないが、まことに撮りにくい花です。 一応、木漏れ陽が射すものを狙ったりしたが、どうもイマイチ満足できず。 
 その後、横手焼きそばを出端屋(2011四天王 いではや)で食す、中600円。 肉は挽肉、少し水っぽいのはその昔の高校の前にあった焼きそばにそっくりでした。 トンでもなく美味しい訳ではない、わててきにはイマイチ。 
 時間があるので石坂洋次郎記念館に立ち寄る、VTRで足跡をみて、映画のポスターの多さに驚き、狐狸庵先生と吉永小百合の追悼の原本に感心、小さな記念館だが内容は豊富だった。 入場料が100円で他にかまくら館となんとか館も入れるというので、かまくら館に赴く。 と、焼きそばを食べた店の横だった。 マイナス10℃に強張る。 
 大森健康風呂という少し遠いところの風呂に入る。 横手市が広いので日帰り風呂はたくさんあるのだが、一番近いふっろを探すのに四苦八苦、結局遠くになった。そこから道の駅十文字を目指すが、新しい施設でナビにはなく、ネットで住所を調べて向かうと、朝にいったアヤメ園の近くを通り過ぎた。 
 途中で買い物をすると、稲庭ウドンの1kgが560円だったので買ってしまう。 その前にかまくら館で小さいのを2つ仕入れていたが、まあいいか。  道の駅十文字はかなり大きな施設で、大型車も沢山、道路もひっきりなしに車が行き交う、余りお勧めは出来ない。 でも、仕方なく寝る。
7/5  朝から雨、十文字ラーメンを老舗のマルタマに食べに行く、ありふれたラーメンだが、あっさりしていて実に美味、お麩が入っていたのが珍しかった。 あとは記録が行方不明。 
7/6  朝から豪雨のはずが一滴の雨も降らない。 6時に起床して、朝食を済ませて何処に行こうか思案する。 法体の滝が少し戻るが10kmほどにある、百選にも選ばれているので行ってみることにした。 山を一つ越えて着くと、非常に大きな広場の向うに大きな滝、落差はないのだが昨日の雨の影響もあるのだろう、水量が膨大。 70−200を持って近づく、轟音が凄い。 なかなかいい絵は撮れなかった、滝は簡単ではない。 1時間もいないで、次に行くことにした。 
 次は秋の宮温泉郷だ。 11時頃につく、しかし目指した博物館は閉館していた、ネットでこの博物館の風呂に入りたかったのだが、残念。 
 ついでに河原を掘って足湯が出来るはずだったが、昨日の雨で河原自体がない(;´д` ) 
 仕方なく、河原毛地獄に向かい、丁度12時なので昼食にする、店がないのでインスタントラーメンと昨日の残りのあぶらあげまんま。
 大湯滝に入りたくて、大回りして下の入り口を探し、そこから歩いて10分ほどで無人の大湯滝に到着。 入ったが、まだ時期が悪いようでぬるかった。 泥湯に引き返してひとっ風呂浴びて道の駅に行く。 
7/7  朝は大雨、警報も出ていたのでこれではどうにもならない。 一日を雨の中で過ごすのもつまらないので、エッチラと帰る方向に動くことにした。 女房にサクランボを買って電話すると、先生に買ってきてほしいとのこと、サクランボと言えばやはり山形、でそっち経由で帰ることにする。 道の駅に寄り寄り下り、上山市にある二日町共同浴場と言う町の中にある温泉(250円)にも入って道の駅たかはま?で宿泊。
7/8 朝、起きて色々なことを片づけ、農産物売り場に行くと頼まれたサクランボがひとかけらも売っていない。 しかたなく、掃除をしていたおばちゃんに聞くと、13号線沿いに一杯お店が出ているとのことで、そっちに向かい、直営店で頼まれたちょっと高級品を買う、2500円。  その他用に500円のものも仕入れる。 そこから福島経由で東北自動車道に乗ろうと思ったが、少し早いので4号線でちんたら下り、風呂にも入って高速に乗ったのは5時過ぎ。 羽生PAに宿泊と決め、7時30分に野球の現況を見ると、デーゲームで終わっていた、またも負けた。 旅にでた2週間で鳥海山に登った日に勝っただけだ└(T_T;)┘
7/9  朝、4時過ぎに大型車の爆音に目が覚める。 仕方なく朝っぱらから走り始める。 6時前なら都内を悠々で抜けるだろうと踏んだのが甘く、どこに逃げても車ばかり。 家に着いたのは10を過ぎていた。 ご苦労様でした。