旅の名前 薩摩を反時計回りにぐるりと(最終の1週間)
都道府県 鹿児島県
目 的 ふらふら
百 選 百名山他多数
日 程 2013.2.6-28
2/20
朝イチで橋を渡って桜島に入る。やはり火山灰で埃っぽい。いくつかの展望台に寄り、ビジターセンターにも寄った。

 大正の大噴火の時は、前触れが多くあったのに犠牲者が沢山出た背景に、気象台が「噴火はない」と言ったため、それを信じた人たちが逃げ遅れたとのこと、何を信じるか、誰を信じるかは難しいものだが、最後は自分の判断がもっとも重要だということか。

 泊まるはずだった道の駅桜島は買い物をしただけ、やはり環境が悪すぎ。 一番大きな展望台に行き、何度目かの噴煙を見る。その後、噴火で埋もれた鳥居を見学、自然の偉大さにはとても人間は歯が立たないと実感する。

 南国らしい大きな木

 火山灰で埋もれた鳥居、通称「埋没鳥居」。 この奥が小学校でした、とにかく埃っぽかった。

 で、桜島をあとに大隅半島を南下する、目指すは最南端佐多岬だが、それは明日。 途中で合う車がみな火山灰で煤けていた。
季節外れだが大きなバラ園に寄る、聞くとほとんど咲いていないと言うので入園を止める、売店を覗いたら可愛いバラのカップがあったので女房への土産に買う。

 で、冷泉の沸かし湯に行こうかとも思ったが止めて、海岸近くの大きな温泉施設に入り、本日は道の駅根占で休む。 夕焼けの開聞岳

 車の中から夕焼けの開聞岳が見れるのはええですなあ
2/21
 快晴の朝、なれど風強く寒いくらい。南下して大隅半島最南端というか本州最南端の佐多岬を目指す。一時間もしないで着く、途中に北緯31度の掲示板、なんとカイロと同じ緯度だそうな、驚いた。

 そこからガジュマルの木があちこちに見られるなかを進み最南端に着く。ここには一際大きなガジュマルがあり、記念撮影などする。

 そこから岬の先までは徒歩、ところが最南端にある建物を取り壊し中で、とうとう先っぽまでは行けずじまい、至極残念なり。

 ここからロケットで有名な内之浦まで北上する。途中で、本州最南端の郵便局を見かける。

 内之浦の宇宙観測なんちゃらを見学したが、設備があちらこちらに散らばっており、余り説明もされていない、パンフをもらうがイマイチの内容。資料館も沢山の展示物があるにはあるが、どうもパットしない。よく考えたら、設備が思っていたよりもかなり小さいためのがっかりだったようだ。
近くの温泉博士の無料風呂に浸かって、道の駅あすぱる大崎で休む。ちなみにこの駅の売店、農産物が豊富で小振りながらキュウリが九本入って120円、茄子が大きなのが四本で150円、ともに購入する、まあどこにいっても野菜は安いです。
2/22


 午前中は北上を続けて、昼食は珍しくラーメンを頂く、鹿児島ラーメンだ。車が多く止まっていたので吊られて入った、とんこつのストレート麺でまあどうってことはなかった。

 その後、黒酢の資料館に寄るが、これはメーカーの販売店の要素が多く全くつまらなかった。帰り道で黒酢の瓶を写真に撮るがどうもイマイチ。

 そこから坂本龍馬の新婚ロードに沿って北上、なかなか雄壮な滝を見たりして龍馬記念公園に行き、記念館見学。龍馬の手紙(もちろんレプリカ)などがあり、親切な職員の方が懇切丁寧に教えてくれる。二人いて、どちらもとても親切で、良いのだが、少々親切すぎかな。明日、高千穂に登ると言うと、もうひとりをわざわざ連れてきてくれて色々なアドバイスをいただく、韓国岳のほうを勧められる.......がしかし。

 かれいがわ駅という築百年以上の駅舎を見てこいと薦められ、そこで地元のおっちゃんと昔の駅舎は良かったなあと話し込んでしまい、そこを出たのがすでに5時を回っていた。

 温泉博士掲載のホテルに行くが、3時までだと断られそりゃあないよと、怒り心頭。途中で見つけた日帰り温泉に入り、道の駅霧島で休む。
2/23
 
 高千穂峰に登った。朝、手間取ってしまい駐車場に着いたにが10時過ぎ、登り始めたのが10時30分。宮崎からきたボーイスカウトの子供たちと前後しながら、火山灰で実に登りにくいところを登った。

 下からは頂上は見えず、ばかでかい火口の縁までたどり着くと、初めて頂上が姿を表す。一旦下がって、最後の急登がかなり辛い。 
 それでも二時間に至らず頂上に立てたが、まあかなりしんどかった。

 頂上から孫にスカイプをしたが、うまく繋がらなかった。  

 コップをザックに吊すのを忘れてしまい、仕方なくカップ麺のカップでコーヒーを飲む。

 下山の途中からくしゃみがひどくなり、目は痒い、鼻水も出る、明らかに花粉症。ニュースでとても多いとは言っていたが、発病したようだ。去年はなんでもなかったが、今年はだめのようだ。仕方なしに薬を買う。
 風呂への道にバンペイユが売っていたのでお土産に買う、わてらしくもないかな。  そのまま鹿児島を抜け、宮崎を掠めて熊本県、道の駅五木で休む。
2/24
 
 8時30分に道の駅五木を出発、国道443号の実に狭い山道を北上する。これが国道かと思えるほど狭く、難渋する。能登に行った時にとおった国道もひどかったが、それに似ている。

 途中で東に向かえばよかったものを、熊本経由になりかなり遠回りして別府に着く。途中、山並みハイウエーののどかな雰囲気は味わえた、それと湯布院辺りを抜けるときはさすがに日曜日で観光客だらけでしたな、それとあちらこちらに雪が残っていました、一部には路上にも。温泉博士の風呂手形で入浴後、門司に向かうか?佐賀関に向かうか? 門司からのフェリーの空き席が特等しかないので、佐賀関に決定、四国を横断して帰りましょう。で、道の駅佐賀関で休む。
2/25
 フェリーで四国に渡り、ひたすら東に進み続け、道の駅フレアイパークみので休む。昼にうどんを食したのみ。
2/26
 
 四国二日目もひたすら東進し続ける、コインランドリーを見つけて溜まった洗濯をする。四国で二度目の昼食もやはりうどん、やっぱり旨いです。

 淡路島を抜けて、最大のイベントである有馬温泉、かんぽの宿有馬に入浴、さすがに天下の名湯でした、茶褐色のお湯が気持ちよかった。  手を入れると5cm先も見えなくなるほどの色の濃さ、そして強塩分。 洗い場が畳敷きだったのは不思議でした。残念だったのは露天がなかったこと。 
 少し北上して道の駅いながわで休む。夕方から雨。
2/27
 岐阜で孫の顔を見て一泊して翌日帰宅する。