旅の名前 道東2013秋 第2週
都道府県 北海道
目 的 ふらふら
百 選 いっぱい
日 程 2013.9.1-10.3
9月8日 札内川園地キャンプ場→帯広→十勝競馬場→「道の駅おとふけ」 60km

 久しぶりに朝食を外で食べた、キャンプ場なのでゆっくりできて良かったです。  
 ラジオは東京オリンピック誘致の成功で大騒ぎだった、何をはしゃいでいるのだろうと可笑しかった。 富士山の世界遺産登録も同様だったが、どうも日本人は騒ぎが好きなんだなあと思った次第。
 午前中はキャンプ場にいようかと思ったが、パンフを見ていて帯広の競馬場に行ってみたくなった。
 
 10時過ぎに出発して帯広に向かった、途中でその昔流行った「幸福駅」の看板があり、ちょっとだけ寄ってみた。若いカップルが記念写真を撮りながら楽しんでいたが、喋っているには日本語ではなかった、こんなところまで中国か韓国の観光客かあと驚いた。
 
 帯広は都会お雰囲気はなく、大きめの地方都市の印象。信号の名称が「西12南3」とかばかりで驚いた、どこだったか忘れたが、西の方にもこんなところがあったような記憶がある。 「中華ちらし」という、ご飯の上に野菜炒めを乗せた昼食(割りと美味しかった。)を食べて競馬場に行く。
 
 生まれて初めての競馬場は閑散としていたが、まだ始まるまで時間があったのだった。 この競馬は、直線200mで二つに山があり、そこを艝を牽いた大きな馬がふうふういって走る、一つ目の山を越えると、一旦は馬を休めて次に備える、二つ目の山が一つ目より高いのかもしれず、ここを超えるのがレースのまさに山場のようだ。
 
 ただ見ていても詰まらないので、少額だけ勝ち馬投票券を買ってみるが、3レースやったが全滅、素人はあきまへんなあ。
 そこから、モール温泉という植物性の温泉に入って道の駅おとふけで宿泊。

 孫にTシャツを買う、いわゆる衝動買いってやつかなf(^^;)

 御飯に野菜炒めがのっかているのだが、なかなかのもの

 小さな店、決して綺麗ではないけど、うまけりゃええのや

 十勝競馬場は閑散としていた、始まるのは午後からだそうな

 手作りの感じがするその日のレース情報

 パドックです、サラブレッドではなく、如何にも力強い感じの馬でした

 一番当たりやすい複勝なんですが・・・、当たりませんねえ (-_\)

 晩成温泉というモール温泉、珍しい植物性の温泉。 多くの人でごった返していた。
9月9日 「道の駅おとふけ」→十勝が丘公園→道立エコロジーパーク→「道の駅うらほろ」 72km

 8時過ぎに出発、近くの十勝が丘公園というのに行ってみるが、ただの大きめの公園。 そのまた近くにある、道立エコロジーパークにいくと、こちらはかなりの広さ。 運動不足解消に自転車で走り回る、まあだだっ広いし。 月曜だからだろうか?入園者はごく少ない。一時間ほど軽く汗が出るまで動いた。
 昼食にHO!に載っていたうどん屋と思ったが、スーパーで見つけた弁当がやけに気に入り、乗り換える。 見晴らしの良い公園で昼食をしたかったが、快晴で直射日光は昨日までと違い暑いくらいなので、農道に車を止めて昼食と昼寝。
 道の駅うらほろに着いたのは3時過ぎに、すぐ近くに銭湯があるので、ここで休むことにきめた。 ところが、この銭湯は月曜と木曜が休みだということが判明。近くの温泉までは片道20kmもある、いっそ釧路まで突っ走るかとも思ったが、急ぐ旅でもなし、風呂に入らないでも死にはしないということで、やはりここにする。
 なぜか急に肉じゃがと茄子のナベシンヤキが食べたくなる。  道の駅でレッドなんとかというジャガイモを買う、一キロで100円なり。ネットのレシピ道理にはいかなかったが、まあまあの出来。
 茄子の方は女房が電話に出ないので作り方を確認できない、仕方ないのでただの茄子焼きにでもするか。


 この公園で唯一の遊び道具のようです。 硬いゴムで出来ていて弾む。

 幸福駅で買った板のはがきを、この郵便局から出す。 料金がいくらなのか局員のかたもまごついていた、余り無いんでしょうね板のはがきは。 確か90円だったかな。

 肉じゃがはなんとかものになったd(−_^) 
10
9月10日 「道の駅うらほろ」→「道の駅しらぬか恋問」→つるい村民の森オートキャンプ場→鶴居村キャンプ場 110km

 清掃などを済ませて8時過ぎに出発、一路釧路方面に快走する。 道の駅しらぬか恋問で一休み、釧路関係のパンフをいっぱい仕入れてここからの行動を吟味する。
 早めにつるい村民の森オートキャンプ場に着いて、洗濯をしようと思い一旦は釧路市内で昼食と買い物をしようとした。 百均とシマムラとコープがまとまってあったので、おやつと洗濯ばさみを百均で、長袖の上着をシマムラで、昼食と夕飯をコープですませて、釧路湿原を横目で見てキャンプ場に向かった。
 ところがどっこい、キャンプ場は8月待つで閉っていて途方にくれた。  しかたなく近くにある鶴居村キャンプ場に行ってみることにした。
 着いた途端に驚いた、小さな川の脇に広がる細長い芝生のキャンプ場には色とりどりのテントがたぶん20張り以上はある。 キャンピングカーも数台、ほとんどは普通車にテントの感じ。
 しかし、ここには洗濯機はない、聞くと川の向こうのホテルにはあるが宿泊者以外は午前中だけとのこと。 
  このホテルには温泉もあるとか。 一応、実際にホテルに行ってみて確認をした。
 
 ここでは奈良から来た人と埼玉から来た人と、雑談をした。どちらも同年代で、奈良からの方はもう一ヶ月以上きいるという、9月一杯はいるそうだ。
 埼玉の人はここに1週間いて釣りをしているそうだ。
 雑談の中で、近くに温泉があるという情報、ホテルより安いというので、そちらに決定。3時過ぎに民宿の風呂に入ってきた、小さいが露天風呂まである、380円。

「道の駅しらぬか恋問」の裏のほうで、洗濯ものを干しているキャンピングカー、天気が良かったし風もあり洗濯日和
11
9月11日 鶴居村キャンプ場 2km

 本日は完全休養日。近くのホテルで洗濯をしてやることはおわり。 
 昼飯にカレーを食べた、インスタントに玉ねぎとカレールーを加える一手間で抜群の旨さでした。これも炊事場があるお陰、鍋をせいせいと洗えるのはキャンプ場ならでは。 そういえば素麺を洗って冷やしているひとがいた、旨そうだった。
 道の駅では絶対に出来ない、キャンプ場の優れたところだ。 無料のキャンプ場は実に結構だ。

 トマトの栽培までしているけど、テントの主は一度も見かけませんでした。

 この洗濯機はいったいどうやって動かすのか?
12
9月12日 鶴居村キャンプ場→コッタロ湿原展望台→サルボ展望台→サルルン展望台
→釧路→温根内ビジターセンター木道3km→鶴居村キャンプ場
81km

 朝から釧路湿原を周遊してきた。午前中はコッタロ湿原展望台ーサルボ展望台ーサルルン展望台とまわって、最後にいったところが、8年前に職場旅行で訪れていてことをやっとこ思い出した。まあ、記憶の不正確さは今に始まったことではないが。
 その途中でエゾジカに出くわした、歩いていて目と鼻の先に親子で立っていた、突然だったのでちょっとだけ驚いた、熊でなくて幸いでした。
 釧路市内で昼食と買いものを済ませ、温根内ビジターセンターと約3kmの木道を歩いてきた。 広大な湿原にほんの少しだけ突き刺さった感じの木道、最先端はそれなりの景色だった、たぶん夕陽の頃なら良い写真が撮れたかもしれない。何しろ辛抱強くないのだ。
 で、三日間同じ風呂に入り、鶴居キャンプ場に戻ってきた。明日は厚岸のほうに行くつもりだ。

 天気が悪いとどうにもならないけど、腕も悪いのだ

 いまいちでしたなあ

 熊でなくて良かったです

 何年か前に職場旅行で同じところに行ったのですが、途中まで気がつかない、もうろくしたなあ(f^^)

 さすがに北国の暖房器具、静岡とはまったく違う

 かなり広い湿原でした。
13
9月13日 鶴居村キャンプ場→キトウシ野営場→尻羽岬→「道の駅厚岸グルメパーク」 117km

 3日間宿泊した鶴居キャンプ場を8時過ぎに出発、厚岸を目指す。 その途中に尻羽岬(シリパミサキ)とうのがあるので寄り道をする、ここにも義経伝説があるらしいのだ。
 そのまた途中に、来止臥(キトウシ)野営場があるので様子を見に行くことにした。位置的には釧路と厚岸のちょうど中間くらい。脇道を200mも進むと入場記録簿があったので覗いてみたが、10日は10組以上が宿泊していた。 鶴居と違って買い物に行くのに10km、お風呂は近くに見つからないと悪条件だが、トイレは新しい炊事場も二つあり綺麗、しかも大きなゴミ箱まであるのには驚いた。 一泊だけなら悪くはなさそうだが、今回は中途半端なのでパス。
 尻羽岬は途中から未舗装だった、ようやくたどり着いた先っぽにはトイレがあるだけ、あとは霧の中。視界が悪く、人の気配もなくては、遊歩道を先端まで出掛けるのは熊さんにあったら困るなあということで止めた。  
 釧路市を抜けて釧路町に入った頃から霧がひどく、視界が悪いときは10mもなかったのだ。 晴れたのは厚岸に入った途端だった。  何やら幻想的な街のベールが剥がれるような感じがした。
 道の駅厚岸グルメパークで厚岸の名物牡蠣やサザエなどが盛りだくさんの、なんとか丼(1000円)を頂く、奮発しただけありかなり美味だった。
 そのあとパンフを見て、街中をうろつくがイマイチわての趣味に合わない感じ。 港にいったり、漁港直営店に行ったり。別寒辺牛湿原というのに行こうとしたが、曇ってきたので取り止め、丘の上の公園に散歩したら思いきり蚊に喰われひどい目にあう。
 近くの銭湯で早めのお風呂で汗を長した、直径2mの円形のお風呂は珍しかったです。  
 そうそう100均で太陽電池で動く雪だるまを見つけて、黄色い豚と一緒に買った、昨日のお風呂の民宿にあったやつ。これをイルカと並べて、車に飾った。
 孫に教えてやったら、二人が風邪を引いて熱を出しているとか、困ったものだ、でもって道の駅厚岸グルメパークで休む。

 霧、釧路名物? それにしても真っ昼間から・・・

 途中にいくつもの昆布干し場があった

 来止臥(キトウシ)野営場も霧の中

 突端まで遊歩道はありましたが、霧が出てきたのとと熊の心配もあり引き返す

厚岸の道の駅

 今回の旅の中ではあまり外食をしなかったのですが、その中でも一番高い。 牡蠣はやはり名物のようで、美味しかったです。

 イルカは前からあったもの、雪だるまと豚を購入した。 雪だるまが可愛い動きをするのだよ。

 良い感じですねえ、これぞ銭湯ですよ。
14
9月14日 「道の駅厚岸グルメパーク」→琵琶瀬展望台→霧多布湿原センター
→霧多布岬→きりたっぷ岬キャンプ場→「道の駅スワン44ねむろ」→東根室駅→明治公園駐車場
119km

 朝方は曇り、少し雨も降ったが8時過ぎに出発。 琵琶瀬展望台というところで霧多布湿原を一望にできた。かなりの広さ、ただ花もなくコントラストがなくて面白味はあまりなかった。
 霧多布湿原センターにいくと、この湿原を専門に撮っているらしい写真家の写真とか絵はがきがたくさんあった。どれも湿原に花、雲、雪、鶴などでアクセントをつけたものだった。 やはり湿原だけでは絵になりにくいものだ。
 そこから 霧多布岬に赴く、ここは襟裳岬とは違い何もない、それが好感を持てた。岬のキャンプ場はテントやキャンピングカーは無料、バンガローが1800くらいだそうだ。 炊事場も二ヶ所あり綺麗、トイレも水洗でしかも洋式、浜中町はなかなかやります。近くに温泉もあり、少し戻れば小さいながらもスーパーもあり良い感じだ。 残念ながらスパゲッティを作って食べただけで 根室に向かう。
 ルート44は直線が多く、眠くなると言うか余りの直線に笑ってしまった。 
 道の駅スワン44ねむろに寄ったが、近くには何もないし、車がうるさそうなので、ここに宿泊は不適。
 JR最東端の東根室駅に寄り道、最南端は鹿児島で2月に訪れたので、残る最北端は稚内、最西端は佐賀だか長崎。
 そこから宿泊場所を物色、明治公園というところに行くと綺麗なトイレ、駐車場も平ら、周りは住宅街で静か、ここに決定し、買い物と銭湯に行ってから休む。 ちなみに、かぼちゃが半分で98円だったので、煮てみたらけっこううまく出来た。

 「道の駅厚岸グルメパーク」の朝

 琵琶瀬展望台、猛烈な風

 霧多布湿原を俯瞰して見られます

 国道脇から湿原の中に木道が伸びていた、サキッポまで行くが何もなし。 NPO法人は締まっていました。

 湿原というより夕陽の写真なんだよなあ。 湿原自体は絵になりにくいかも。

 納沙布岬と違って圧倒的に静か、おみやげもの屋さんももちろんない、断然いいですね

 温めるだけのカルボナーラを茹でたパスタにかけただけ。 あとで考えたけど、しっかり炒めたほうがおいしいかも。

 かもめ。 泊まれば良かったと後悔しています、いつか泊まりたいですねえ。

 道の駅スワン44ねむろ

 この湖はしっかり探せば良い被写体になりそうでした、もっとも朝か夕方だけでしょうけど。

 根室の一つ手前の無人駅。 土曜日だったので、NHKラジオで「ボヤセン」を聞きながら休んでいたら、かなり多くの人がここに寄っていきました、有名どころらしい。

 「パンかま」 厚切りの蟹かまぼこをパンで挟んで揚げたもの、相当に美味、しかも格安

 港の近くの銭湯、ここは近代的な感じ

風呂から上がったら夕陽が沈む寸前でした

 カボチャはこの時の他に2度ほど煮ました。

 根室市の明治公園。 建物がひょうきんな感じ。 この駐車場で休む。