旅の名前 夏山登山2015
都道府県 山梨・長野・岐阜
目 的 登山
百 選 百名山
日 程 2015/7/13- 
7/14
 甲斐駒ヶ岳に登ろうと行ったが、バスが夏時間になっていないため、山梨側からの登山は諦めて急遽だが先頭星山変更した。 甘利山の駐車場から甘利山を経て、千頭星山に向かう途中。 ひさしぶりの登山でしかも展望がなく、少しへばった。

千頭星山は2139mもあるが、それほどの高山とも思えない変哲もないかんじでした。 ガスっていて何も見えなかったのが残念、晴れていればアルプスや鳳凰三山も見えたはずでしたが。 帰りに甘利山で季節外れのワラビを一掴み採る。
7/22
 いろいろな候補の中からきつそうだったが毛無山に登りルことにした。 前日の夕方に家を出て、「道の駅 あさぎり」で休み、翌日に麓の有料駐車場に駐車した。 この時点の天気は良かったのだが、その後はガスと雨でひどい目に遭った。 9時に登り始めたのだが、いきなり河川のところで道に迷ってしまった。 あとで思えば、何を勘違いしたのか川を上流に登ってしまったのだが、ちゃんと標識をみると、川は横切るだけだった。 30分も無駄にして、改めて登り始める。 最初からきつい登りで、それがどこまでも淡々と続いており、変化というのがない。 1100mの標高差だから厳しいのは解っていたが、それにしてもきつい。 追い越す人もいたが、ほとんど人に会わなかった。 それでも5合目ぐらいであったのが、この山の管理をしているとかで、いろいろ話して面白かった。 登山のベテランらしく自信満々のわてより一つ上の方でした。 

 3時間ほどかけてやっと登り着いたが、ガスで全く展望なし。 先客の女性は下部から登ってきたらしいが、途中で熊を見たとか、後から来た人にも熊情報を話しておいた。 小雨も降り、カッパを着て昼食を済ませて下山した。 下山にも2時間は必要で、どこまでも淡々と厳しい傾斜を下がり続けた。 やっとの思いで車にたどり着き、飲んだインチキビールの美味いこと美味いこと。
 それが唯一のご褒美という情けない登山でした。
7/24
 大弛峠という、車で行ける峠では日本一標高の高いところに登ってきた。 金曜日なのに駐車場はほぼ満杯、長野県側の未舗装のところに駐車。 今日は軽く国師ヶ岳のつもり。

 歩き始める前にいきなり鹿が出てきておどろく。

 ここが国師ヶ岳や甲武信ヶ岳の登山道入り口。

 明日登る予定の金峰山が遠くに見える。

 国師ヶ岳の横にある北奥仙丈岳、かつては秩父山系の最深部でアルピニストあこがれの山だったとか。 いまでは大弛峠から1時間足らずで着いてしまう。
  で国師ヶ岳には11時過ぎには着いてしまった。 展望は余り良くなかったが、下っても車に寝るだけなので、ゆっくり過ごした。 携帯電話が通じにくいのには参った、かえって峠のほうが通じた。
7/25
 翌朝はかなり涼しく、寒いくらいだった、さすがに標高が高い。 朝の5時あたりから周りが騒がしくなり、そうか土曜日だったかと気がついたが、まあ凄い登山客の量には驚いた。 木曽駒ヶ岳なみでした、近頃は登山ブームだそうで、やけに新品のバックパックを持った人も多かった。 天候は最高で、素晴らしい風景のご褒美が一杯でした。

 峠から1時間ほど登ったところで大きく視界が開け、富士山がくっきり見えました。 ここでも十分に素晴らしい景色、毛無山の苦労は何だったのかと思ってしまった。

 朝日岳から見た金峰山、ここから一端下って登ってを繰り返します。

 2時間30分ほどで金峰山の頂上に到着。 ものすごい登山客でした。 見えるのは五条岩、この上まで登っている人も居ましたが、ちょっとわては遠慮した。

 素晴らしい風景は登山の最大のご褒美でしょうかね(*^-°)v

 遠く北南アルプスも綺麗に見え、近くは八ヶ岳、瑞牆山もすぐそばに見下ろせました。
7/26
 風土記の丘農産物直売所で桃や果物を仕入れ、いつものように吉田うどんを食べて帰りました。 今回は「ふじや」さん、凄いボリュームの天ぷらうどん、見えませんがてんぷらのしたに油揚とキャベツとネギ。 味噌味で美味しかったあああ!(・。・)b 
8/4
 この夏最後の山登りは念願の甲斐駒ヶ岳と恵那山。 初日は富士吉田の「車や」でウドン、イマイチでした。

 登山基地の仙流荘前のバス乗り場に着いたのは夕方でした。

道路下の広大な駐車場。 仙流荘に風呂があり、静かですが、夜は真っ暗で明かりを目当てに小さな虫が入り込んで四苦八苦しました。
8/5
 始発は6時5分ですが、5時過ぎにはこの行列。 お客さん数だけバスは運行するし、全員が座るので並ぶ必要がないのはあとで解ったこと。

 50分ほどで北沢峠に到着、ここが登山口。

 甲斐駒の反対側にある仙丈ヶ岳がくっきり見えました。

 登り初めて2時間ほどで稜線に飛び出し、遠くに白い甲斐駒の勇姿が望めた。

4合目で、もうかなりくたばってきた。

 まだ先は長い、しかも下って登ってを2度繰り返す

 最初の急登は厳しかったです。

だんだんと甲斐駒が近づいてきた。

 残すは二度目の下りと最後の急登

 凄い風景です。

もうすぐ頂上というところから登ってきたところを振り返って。

ヘトヘトで登り切ったときは12時30分、8時スタートですので4時間30分。 達成感はありましたが、ご褒美の景観はガスで皆無(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)

最終バスの時刻16時に間に合うように必死に下った、かなりくたばっている。

 下しは違うコースを選んだが、こちらもかなりの難所。 アップダウンはなかったのですが、とにかく足場が悪い

 最終時刻の20分前になんとか北沢峠にたどり着きました。 ふ〜〜〜〜
8/7
 甲斐駒登山から一日おいて、今度は恵那山。

 この山は最初から最後まで樹木帯の中を、延々と登るだけ。 笹の茂みをかき分けても登る。 登る途中では景観が少しあるが、それはおまけ程度。 3時間30分程かけて登り切ったが、出会った登山客は数名だけでした。 頂上には矢倉があるが、ガスで展望なし。 何のために苦労をしたのか、皆目わからない山でした。

 昼食を済ませて下りかけると、雨。 途中から雷も加わり、一時は笹に潜り込んで雷をやり過ごした。 名古屋から来たという若い人と一緒になったが、小さな虫に悩まされた。 どうもこの虫に食われたようで、足に3つの跡、蚋のようで今でもかゆい。
 まあ、情けない登山でした。 深田はんはなにを根拠にこの山を名山とおっしゃるのか? はなはだ疑問だ。