旅の名前 道東・道央 2018
都道府県 北海道
中沢温泉は旭岳の麓を大きく迂回して、2時間でたどり着ける秘湯の足湯だ。
目 的 キャラバン
百 選 沢山
日 程 2018.6.9-8.7
                     前半
         (6.9-7.5 自宅→新潟→苫小牧→釧路→根室)
                    後半
    (7.6-8.7 中標津→摩周→旭川→小樽→自宅)
 6月9日に出発、帰宅したのは8月7日とほぼ二ヶ月にわたる北海道道東・道央の旅、これだけ長期の旅は車旅を初めても初の試み。 

○無事に帰り着いたものの、なんともすっきりしない旅であった。
 その原因は「天気」が第一だろう、6月から7月の中旬まではとにかく悪かった。 北海道に梅雨はないと言うのは、明らかに嘘だ。 天気が悪いうえに気温も低い、一応用意していった冬支度は実の良く役に立った。 冬用寝袋、ダウンなどがずいぶんと役だった。 襟裳岬では車の座席を冬使用に戻して、暖房までした。  
 天候がらみで残念だったのは、二ヶ月も居たのに3座(アポイ岳、摩周岳、夕張岳)しか登れなかったこと、予定していた雌阿寒岳など天気の都合で来年以降にせざるを得なかった。
 
○今回は一カ所に少し長く居座り、じっくりと楽しむことを基本にした。 釧路、帯広、根室、旭川とそれぞれ3〜6日ほど滞在した。 そのための事前調査はかなり入念にやったつもりだったが、まだまだだった。
 マイマップに「道の駅」「キャンプ場」「公園」「スポット」「温泉」「銭湯」「登山情報」「グルメ」などをレイヤ別に入力、必要に応じてレイヤを組み合わせて見る方法をとった。 これ自体はなかなか良かったのだが、宿泊予定地を探すときに、必ず必要となる風呂の情報が不足していたり、下山後の宿泊と風呂を関連づけて事前に調査していなかった。 
 一番の例が夕張岳の下山後、何処に泊まるのか、どの風呂に入るのか、かなり無駄なことをしてしまった。 ガソリンが少ない場合、無駄な行き来をしないようにするためにも、事前調査の徹底が必要だ。 これは特に北海道での場合である、なにしろ移動距離が半端でないためだ。
 
○今回、カメラを一新した。 一眼はこれまで通りペンタックスだが、コンパクトカメラを、富士のx100SとリコーのGRの2台、どちらも小型でAPS-Cのサイズ。 
 コンセプトがまるで違うカメラで、使い勝手、写り具合、扱いやすさ等々の検証も兼ねた。 結果は子乙つけがたいものがあり、どちらか一台に統一するのはどうかなあと悩んでいいる。 写り具合にとんでもなく差はない、むしろ画角の違いくらい。 まあ、手軽さではGR、だがx100Sも捨てがたい。 
 X100Sは携帯に不利な点がある、それをフォローするには肩掛けしかない、かっこいいストラップの購入しかない。

○今回、残念のもう一つが雨竜湿原、道路事情で行けなかった。 
 さて、次の北海道はと、早くも来年のことを考えている。 その雨竜湿原と登山をせめて5座は登りたい、さてルートはどうしよう、時期は? 楽しみは先にある。

○もうひとつ、今回はB級グルメを事前調査しておいた。 苫小牧で餃子カレー、帯広の中華ちらしやインディアンカレー、根室のエスカロップ、釧路のさんまんま、旭川のジュンドックやしょうゆ焼きそば、小樽のあんかけ焼きそば、まあどれもまずまずであった。 だがまだ、食べ足りない、小樽のポセイ丼、北見の塩焼きそばなどなど、次回のお楽しみとしよう。